吐露と旅する

きっと明日はいい天気♪

タイムカードを切るまでは労働時間

2015-09-26 14:56:37 | 日記
昨日の勤め先でのこと。

フロントで接客中、裏の製造側から、なにやら話し声が漏れてきました。
若い女性のパートさんたちで、年も近く、仲の良い2人です。
この2人は、まあよく喋っている。
たった2~3分のことかもしれませんが、1日に4~5回喋れば。10分前後。
それを毎日続けたら、余裕で1時間は越えます。いや、1時間などではきかないはず。

何を言っているのか、言葉そのものが聞き取れるわけではありませんが
あきらかに、仕事以外のことを話していて、しかもかなり盛り上がっています。

運悪く、お店はお客様が少なく、所謂「ひま」な状態。
この楽しげな話し声は、正面のお客様にも聞こえているに違いない。

気まずい。

すると、歌の方から、さらにこんな声が…。

「そうそうそう!」
「あはははは!」
「あはははは!」

あはははは!って、おい!

盛り上がりが、ピークに達したらしい。

お会計を終えたお客様が、お店を立ち去るのを見届けてから
私は裏に行って、2人に言いました
さっきから、あなたたちの話し声がお客様に聞こえていますよ!

2人は、はっとした顔をして、直ぐに仕事に戻りました。

少し経ってから、そのうちの1人が私のところへやってきて

「さっきはすみませんでした」
と、、頭を下げました。

「『さっき』だけではないですよ」
作業中だった私は、「作業の手を休めずに」言いました。
「あなたは、お喋りが多いです
 せっかく良いペースでお仕事が出来ているのに
 与えられたお仕事を済ませたら、安心してしまうのか、だらだら動いてますよね
 時間がもったいないと思います」

彼女は、真顔で私を見つめました。
思い当たることがあるような表情です。

「気を付けて下さい」

だって、申し訳ないけれど。
時間稼ぎのために、だらだら動いているのかな?
そんな風に思えるときさえあるんだから。

私だったら、だらだら動きながら居残るくらいなら
さくっと帰って、家のことをするか、自分のために時間を使うけどな。
(それが正しいと言っている訳ではないのだけれど)

その後、お店が急に賑わいはじめ、私はレジかr離れられなくなり
気が付くと、彼女は既に帰った後でした。

お店が少し落ち着いた頃、社員の女性が私に近付いてきて
「テケテケさん、2人に注意をしてくださったんですね
 私も前から気になっていて、いつか言わなきゃって思っていたんです」
「彼女たちは、お喋りをしている間、完全に手が止まっていますからね
 手が動いていたら、お喋りをしても良いってことでもないんですけど」
「すみません
 2人に言ってくださって、有り難うございました」

なんか、ちがうー。

前から気になっていたのなら、ちゃんと言わなきゃ駄目でしょう。
私も、気になってはいたけど
店長をはじめ、他の社員さんも何も言わないから
(へー、これでいいんだ)と思っていましたよ。

お喋りさんたちもどうかと思うけど、あなたのソレもどうなの?

釈然としないまま、安納芋まんなんか食べちゃったから
余計に美味しく感じないじゃないか。


今日、お喋りさんの相方がお休みで
もう片方は、黙々と作業に集中していました。
もともと仕事のできる人だし、気の利く人なので
作業が捗ること、捗ること。


私たちパートは、タイムカードを切るまでは「労働時間」なわけで
その労働時間で、お給料をもらうわけで
その労働時間で、人件費も発生するわけで。

お喋りに興じたり、だらだらしたりするのは
労働時間外で、思う存分やってくれ。