おとといだか、テレビで
北魚沼でコシヒカリの刈り取りの様子を取材していました。
「今年は、気温が高く、でも、夜温が低く、出来が良い」と。
その直後に、生産者・JA担当者とレポーターが
新米を美味しそうに食べる、という絵。
そして、お約束のように
「テレビで見たんだけど」
というお客様が御来店 (^_^)
毎年こんなことが何回かは、ありますね。
まず、刈り取りの時期は同じ魚沼でも違います。
そして、刈り取ったお米をその場で食べる、
なんてぇことは基本できません。
コンバインで刈り取ったお米は、
その後、乾燥・籾摺り・調整という工程を経て、
初めて売り物の玄米となります。
テレビは、
ほんとなら出来もしないこととか、
特殊状況でのみ可能なことを
無理やり視聴者の前に出現させます。
まぁ、もうすっかり慣れてしまっていますが。
一番なんだかなぁと思うのは、
石垣島の新米のニュース。
これを見た人が、
「新米出たんだって」って。
それが、必ずしも若い人じゃない。
おいおい、六月ですよ。
「収穫の秋」って言葉は死語なんでしょうか?