『木育』から『共育』へ。
国産材の持続的栽培資源としての活用と環境の両立を!!
皆さんも知っている“キツツキ”は、樹木を叩いたときの音によって餌を見つけ、
同時にその木が「住まい」に適しているかを判断しています。
生きた樹木(立ち木)は叩いたとき、音の伝わる時間が短い(つまり速度が速い)ほど
強さも大きいと言われます。音が伝わる速さは、樹種によって大きく異なります。
私達の国の森林はスギ・ヒノキなどが育っていますが同じ林で植えられ、同じ年数が経過した
同じ樹種でも強さや形状が違います。まさに人もそうですよね。同じ顔・体格・性格など
似ている人はいてもすべてがオンリーワンです。
例えば、日本で1番生えている“スギ”ですが、強さが大きなスギは毎秒約4キロメートル、
強さが弱いスギでは毎秒焼く2キロメートル。音が5分間で伝わる距離にすると、
後者が東京から神戸、前者は東京から博多に到着するといった違いになります。
杉で作った“カリンバ”という打楽器。同じ音は出ないまさにオンリーワン。 (小川)
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