適材適所の会 新着活動状況

私たち適材適所の会は、「国産材の持続的活用と環境の両立」の大切さを
「木育」を通して訴えていく活動をしています。

ウッドデッキ材受難時代

2009-06-22 07:54:01 | 木の話し
 加藤です。今週は僕の担当です。よろしくお願いします。

ウッドデッキの施工のメンテナンスをしていて思うのですが、10年前の3倍くらいは強烈になってます。

何が強烈かって?「紫外線」です。

オゾンホールを確認せずとも僕らは現場でそれを経験しています。

国産の杉の赤身などを外部用自然塗料を工場にて3回塗りした材が1年ほどでパサパサになっちゃってます。





これは施工直後の写真ですが、杉や北米産のレッドシーダーはとっても水に強いんですが、

1年ぶりに再会すると「かつてのノーメンテナンスでの4~5年後くらいの状況になっちゃっています。

精油分を放出して組織を守ってるんです。」水による劣化はゼロだと思われます。

木は紫外線による組織の崩壊を防ぐべく人間でいえば血液のような精油分を放出して身体を守っています。  (加藤)

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
紫外線 (通りすがり)
2009-06-27 20:01:52
 紫外線が十年間で三倍とは本当ですか?それを裏付けるデータはありますか?ちなみに、気象庁の「国内の紅斑紫外線量年積算値の変化」を見ると、それほど増加しているとは感じないのですが?
  http://www.data.kishou.go.jp/obs-env/ozonehp/diag_cie.html
返信する
紫外線 (加藤)
2009-06-29 14:02:40
ありがとうございます。データはありません。感覚的なものにすぎません。ただ外部に木を使うにあたっては、木にっとってかなり厳しい状況が見てとれます。それは紫外線が三倍でなくとも、それ以上の紫外線の増加は木材の組織をいちじるしく劣化させるレベルにあるのかもしれません。お風呂のお湯に例えると40度だったお湯が12.5%アップの5度上がっただけで、45度になればかなり入浴には熱い温度になりますからね。3倍でなければ、木材にとってはそれぐらいのギリギリの数値で、かなりダメージをうけているのでしょうね。
返信する

コメントを投稿