a letter from Nobidome Raum TEE-BLOG

東京演劇アンサンブルの制作者が、見る、聞く、感じたことを書いています。その他、旅公演や、東京公演情報、稽古場情報など。

2011年12月13日 京都府宇治市立西大久保小学校

2011-12-15 16:39:57 | 旅公演
前日移動してきての仕込み。
お手伝いで待っていてくれた先生方が屈強で、
荷降ろしがあっという間に終わる。
助かりました。

休憩時間に食事をしましたが、
浅ちゃんの誕生日ということで、
ちょっとしたお祝いも。



名前が間違っているっぽいが……。

宿に帰ると、
テレビを眺めつつ、
軽くいっぱい、
と思っていたら……。





初めての旅で、
研究生もお疲れのようで。

小さめの体育館のため、
ぎっしり、と言うつもりでしたが、
やはり小学生は思ったより小さい!!
余裕で入ることができました。
リハーサルから元気に声が出ていて、
なかなか期待が持てます。
特に2年生が選抜チームとして歌うのですが、
その子たちが元気なこと。
期待です。







これまでと同じく、
開演直後のプロローグでは、
音楽だけで、
スライドが映し出される。
そして銀河が写されると、
ため息のような声が聞こえてくる。
これがいい。

前半は歌と踊りで進む部分も多く、
観ている時間もあっという間。
客席が引き込まれている様子がわかる。
そのうち、子どもたちが参加するシーンになる。
リハーサルで感じたとおり、
体育館が劇場空間と化し、
その空間を様々な歌声が埋めていく。
この公演ならではの楽しみだ。
選抜チームは歌も振りも完ぺきで、
楽しい瞬間だ。
そして、1幕のクライマックスを迎え休憩となる。













2幕は物語が進んでいく。
最初のシーンが鳥取りのシーンから始まり、
これで休憩していた気持ちが、
グッと舞台に向いていく。
今更ながら、秀逸な戯曲であり、
演出だ。
ラストまで、
舞台に客席が集中していく。
この奥行きの深い作品を、
小学生の子どもたちがどう感じてくれているだろうか。
どんな1シーンでもいい、
この体育館で体験したこの公演を、
覚えていてくれたらな、という思いでいっぱいになる。



B舞台を見ているとき、
僕が座っているところから、
いつも子どもたちの顔が見える。
できるだけその時の顔を写真に収めるようにしている。
いい顔しているのだ、本当に。



今年度はこれで、
最後の公演となる。
来年もおかげさまでこの公演を続けることができる。
さらに、一緒に作るという部分にこだわって、
素敵な公演となるようにしたいと思う。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2011年12月12日 京都府長岡... | トップ | 今年もありがとうございました。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿