a letter from Nobidome Raum TEE-BLOG

東京演劇アンサンブルの制作者が、見る、聞く、感じたことを書いています。その他、旅公演や、東京公演情報、稽古場情報など。

おやぶんとじいさん。   『はらっぱのおはなし』

2013-07-25 00:22:25 | 東京公演


音楽劇『はらっぱのおはなし』。
出演者紹介、最後のお二人。

ここまで、若い、若い、と紹介してきましたが、
そう若くもない人も、どさくさで紹介しちゃいましたが、
そのことには触れずに進みます。

舞台に落ち着きと安定感を与える二人。
役名だけ聞いても、
“おやぶん”に“じいさん”だから、
まぁ、なるほどな、と。
稽古場の牽引力となり、
ぐいぐい引っ張る。
いや、引っ張るというか、
どうも、自分たちが楽しんでいて、
先頭を切っている、とでも言いましょうか。
かっこいい、二人です。




まずは、カナブンオヤブン、洪美玉。
いつになく、伸び伸びと、
思う存分やっとります。
本当の“不良”を伝授するために、
わるわるバッタの三兄弟に“ロックの魂”を叩き込みます。


演出の関根さんとの出会いは児演協公演『空の村号』。
これまでになかった彼女の魅力を引き出してくれた。
それに続いての稽古場では、
さらにこれまでとは違った役柄。
とはいえ、
これまでで最も地に近いという噂もある……。
かっこいいオヤブンを、見逃すな―。






そして、最後はオニグモじいさんの松下重人。
原作を読んだ時に、
雨ふりのチョウを、「猛毒だ、これ!!」と言っていた。
お腹をすかせたオニグモにとって、
のどから手が出るほど食べてしまいたい“チョウ”。
しかし、生まれてきた、生きている美しさは、
そんなオニグモにとっては、
まぶしすぎるのだ。


中堅俳優として中核をなしてきたが、
いまやもう風格あり。
また、今回の衣裳が良く似合うので、必見。
はらっぱの人だけど、森の人みたい……。
たーくさん、歌いますので、
そちらもお楽しみにー!!



いよいよ、あした公演初日です!!
東京演劇アンサンブルの新たな挑戦、お見逃しなく―。








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『空の村号』で2012年度斎田喬戯曲賞を受賞した劇作家・篠原久美子と演出家・関根信一が再びコンビを組んで、
東京演劇アンサンブルこどもの劇場に初登場。
はらっぱで営まれる小さな虫たちのいのちのお話を、ソングや楽器もまじえておくる小作品。

小さなお子様から、
一緒にご覧いただけます!!
渾身の新作です!!
どうか、お見逃しなく!!

上演時間 1時間とちょっと

■スタッフ
音楽/菊池大成
映像・照明/高橋啓祐
振付/明樹由佳
衣裳/清野佳苗
宣伝美術/スズキコージ+奥秋圭
舞台監督/松下重人
制作/太田昭 小森明子

■キャスト
ブッタ(わるわるバッタ・長男)=水流梨津美
ボッタ(わるわるバッタ・次男)=和田響き
ベースケ(わるわるバッタ・三男)=坂本勇樹
オニグモじいさん=松下重人
雨ふりのチョウ=正木ひかり
カナブンのオヤブン=洪美玉
角田くわはち(クワガタ)=雨宮大夢

7月25日(木)19時満席
7月26日(金)14時満席
7月27日(土)11時/15時
7月28日(金)14時満席

料金
一般2500円/高校生以下2000円/当日3000円
全席自由(チケット申込み順に整理番号発行)

HP
http://www.tee.co.jp/stage-shoukai-image/harappa/harappa.html

東京演劇アンサンブルwebチケットサービス
http://www.tee.co.jp/ticket-web.html
コメント
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