a letter from Nobidome Raum TEE-BLOG

東京演劇アンサンブルの制作者が、見る、聞く、感じたことを書いています。その他、旅公演や、東京公演情報、稽古場情報など。

未知の領域。

2013-02-20 02:47:01 | 東京公演
アフタートーク決定!!

3月6日(水)19時開演終演後 かとうかなこ(音楽・クロマティックアコーディオン)
3月7日(木)19時開演終演後 高橋啓祐(映像・nibroll)
3月8日(金)19時開演終演後 富沢真理(福島県双葉町にあった富沢酒造店の娘さん)

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さて、いよいよ映像作家・高橋啓祐さんのご紹介です。


イケメンっす。
昨年上演した『荷(チム)』で振付をたんとしていただいた矢内原美邦さん。
彼女の主宰するNibrollの映像ディレクターである。
今度の戯曲には、
映像による表現が不可欠で、
劇団としても、矢内原さんと出会い、
高橋さんを知ったのは、大きなアドバンテージとなった。

新たな出会いとなるスタッフの中で、
最初に決めていたスタッフでもある。
確信をもったのは、Nibrollの『see/saw』を見たこと。
複数のプロジェクターを駆使して、
照明のほとんど使えない空間で、
映像そのものだけでなく、
光と影の落差を、
シャープに描き出していた。

映像というデジタルな技術で、
無機質なものと、
ぬくもりのあるものとが融合されている。

2月になって、
デモンストレーションも兼ねて、
高橋さんが稽古場にやってきた。
まだ、舞台装置も完成してない頃で、
殺風景な稽古場でのテストだったが、
稽古場にいた劇団員全員が大きな歓声。
まさに未体験のアートを体感し、
一緒に創造することに期待が膨らんだ。

舞台美術、照明、衣裳……、そして映像。
全てが相互に作用し、
ブレヒトの芝居小屋を、
これまでにない新しい空間へと運んでくれる。

涼しい顔で、
凄いことやるなー、というのがぼくの実感。
未知の芸術との融合に胸が高鳴る。

あー、はやくこれ、みんなに見せたいよ!!


(演出・公家義徳と)

この2人の企みが、
未知の世界を見せてくれるに違いない。

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東京演劇アンサンブル公演
忘却のキス -赤色のガラスケース-

作  ボートー・シュトラウス
訳  大塚直
演出 公家義徳
音楽/かとうかなこ
舞台美術/池田ともゆき
照明/大鷲良一
映像/高橋啓祐
衣裳/稲村朋子
音響/勝見淳一
宣伝美術/本多敬+奥秋圭
舞台監督/入江龍太
制作/小森明子 太田昭

2013年3月1日(金)~10日(日)
ブレヒトの芝居小屋
全席自由(予約時に整理番号発行)

3月1日(金)19時
3月2日(土)14時
3月3日(日)14時
3月4日(月)19時★
3月5日(火)19時★
3月6日(水)19時☆
3月7日(木)19時☆
3月8日(金)19時☆
3月9日(土)14時
3月10日(日)14時


前売一般:3800円
前売学生:3000円
当日:4500円

★=4日・5日=Low Price Day = 2500円

☆アフタートークあります。
詳細はwebにて

【PC】http://www.tee.co.jp/stage-shoukai-image/kiss/kiss.html
【携帯】http://www.tee.co.jp/tee-mobile-new.htm