Teddy+tのソルトスプリング島便り

バンクーバーからソルトスプリング島に引っ越しました。
島の風景を主にUPしていきます。

ソルトスプリングアイランド3

2010年08月26日 | Weblog
3日目。

今日はもう帰る日。
いつも旅に出ると思うけど、楽しい時間は過ぎるのが早い。

また早めに目が覚める。今日はいい天気。
今日の朝ご飯は,フレンチトーストとスクランブルエッグにベーコン。
そして、またフルーツのヨーグルトかけ。
体調が良かったら、すこぶる美味しい朝ご飯なのでだけど、まだお腹が本調子ではないので
(と、いいながら、ワインは毎夜飲んでいたが)ほどほどにしておく。
レンとビバリーに申し訳なく、残った分はスナックとして、ドギーバックにしてもらった。

今日はサタデーマーケットを見に行き、遅い午後にバンクーバーへ帰るので、それまでカバンを宿に置かせてもらう。
レンタカー屋さんに、車を返し、その足でマーケットへ。
マーケットに向かう途中、またお腹の調子が悪くなる私。
とりあえず、集合時間と集合場所を決めて、各自が自由に動くことにする。

私は早速、公園にあるトイレへ直行。頭の回りを暗い雨雲に囲まれているような気分。
朝、友達にまた正露丸をもらっって飲んだので、どうかトイレはこれで最後になりますようにと祈る。

マーケットに戻り、買いたいものだけに集中して黙々と買い物をする私。
周りは和気あいあい、皆ニコニコ、平和な雰囲気。
アイスクリーム食べながら買い物をしているカップルや、ホットドッグを頬張っているおばあちゃんを見て
暗くなる。
くそ~、お腹のバカバカ!!と思うが、そんな罵倒では、お腹は良くならず。

集合時間になったので,集合場所へと急ぐ。
友達とすぐ会えて、まだ時間はたっぷりあるので、まだちゃんと見てない所もあるからみようと言う話になるが
私はちょっと、芝生で一休みさせてもらうことにする。
こういう時、気心の知れた友達だと、素直にいえるから助かる。友達も,私のことに構わないで,好きにしてくれるから
こっちも気が楽。

芝生に寝転がって周りをみると、なんともゆるい時間が流れていて、人々は、のんびりと空を眺めていたり、ご飯を食べていたり、歌を歌っていたり,ギターを弾いていたりして、“島の時間”を人々が、好きなことをして過ごしていた。
日差しもそんなに厳しくはなく、時々吹き抜ける風は、ひやっとして気持ち良く、磯の匂いが混じっていて
あ~,やっぱりここは島だわ!いいな~って思った。
しばらくしたら,お腹も落ち着いてきて、調子が良くなったが、またこれで調子に乗って食べると元の木阿弥なので
お昼は自重する。
そのうち友達が戻って来たので,しばらくそこで時間を過ごし、おひるご飯ハントに出かける。
結局私は食べるものが決まって来るのと、友達も、島のご飯よりも、もっとさっぱりしたものが食べたいということで
スーパーマーケットのデリで、それぞれ好きなものを買って、港が見えるベンチで食べる。
私は,バナナと水。友達はさっぱり系のパスタサラダ。
そうこうしてるうちに、バスの時間が来て、宿に荷物をとりに行き(友達が私の分まで取りに行ってくれた。私は友達が買った野菜やら果物やらの見張り番)フェリー乗り場へ行く。

フェリーに乗り込む時に、左の手の甲をハチに刺されて,ガ~~ン!!となる。
アナフィラキシーショックが頭をかすむ。

すぐに毒を吸い出して、流水で洗って、ドリームクリームをつける。
最強なクリーム。ドリームクリーム。タイガーバームのような代物。島で作られている100%ナチュラルなクリーム。
良かった携帯してて。

ショックも起こらず、腫れも変わらなかったのでちょっと安心したけど、次の日からグローブのような手になったのでした。

体調も悪く、最後はハチにまで刺されて、トホホな旅だったけど、
楽しいこと事の方が多かった。体調が悪いと、無口になりがちだけど,正露丸の効力に助けられ
何度も、あのお腹の具合は幻だっったのか?ってことがあって、その都度調子に乗って食べて
元の木阿弥だったけど、不思議と もうだめかもしれない!って所まではいかなかったので
良かった。友達に、こうなったのは、きっと罰があたったのかも、、、と言ったら,なんで?と聴くので
旦那を置いて来たから,,と言ったら、大笑いされた。
いつも、旦那と来る時は、体調は絶好調なのに。旦那の恨めしい思いが、怨念となって,ここまできたとか。
などと,馬鹿話をしているまに、島が遠くなって行く。

友達が,今度は3泊したいね,と言っていて、なんだかうれしくなった私だった。
(今度は体調万全にしておきますから。)