ささっと調べてみると禅関係の言葉のようで、中国の古銭やつくばいに、4字に共通の‘口’を中心にして、「唯吾知足,東南西北,四方皆口」としゃれたデザインにしてあったりする(参考:龍安寺のサイト)。
これを「吾唯知足」と読むか「唯吾知足」と読むかで意味がかなり変わってくるけど、一般的には「吾唯知足」とされているらしい。
ちなみに「知足」ってのは孔子だか孟子だかの教えでもあるそうな。
不景気で内需が増えないので、企業は“成長”のために強いとこと強いとこが手を組んで、海外市場(特に人口が多くて新興(発展途上)のお隣の国など)を狙ってるそうだけど、よその国の内需を荒らすようなやり方が、いつまでも続けられる訳がない。
パソコンソフトでも、次々に新しいバージョンを出して、基本機能は何代も前にほぼ完成されているのに、よけいな機能(つまり“付加価値”)を次々つけていって、例えばエクセルやワードなんかにしても、使い方がさっぱり分からなくなっている。
でも、互換性だなんだの問題で、新しいバージョンを使わざるを得なくなっていく。
前にも書いたけど、少子化による人口減少と、エコだなんだとエネルギー消費の縮小が求められるべき時代に、まだ“成長”が必要なんでしょうか。
もちろん赤字では困るだろうけど、まさに企業も「足るを知る」べきではないのかな。
資本主義だの自由経済だのはもはや限界。
ちょっと歩みを止めてもいいんじゃなかろうかという気がするんですけど(って、またいつものボヤキですか?)。
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