ほんと、日本人みたいな外国人って、いないでしょ。
外見でもものの考え方でも言葉でも習慣でも。
お隣の中国や韓国の人ですら、全然違う。
最近は天神なんか中国人、韓国人で溢れてるけど、やっぱりそういう人だとすぐ分かる。
外国人にとってはどうなんだろう。
別に外国人になったことはないのでよくは知らんけれど、例えばヨーロッパなんか、国が違っても人種・民族的に近いところがあったり言葉が似通ったりしてるから、そこまで外国人に対して違和感を感じないんじゃないのかな。
そんな中に日本人がいれば、すぐにそれだと分かるだろうし、日本という国を知らなかったとしても、少なくとも違う世界に生きる人だということはすぐ分かると思う。
要は、日本人は世界の中で浮いているのだ。
同じ民族なのに国を分割されたり、宗教のことでムキになって戦争したりと、陸続きで国境を接するような国の人たちのものの考え方の原理は、日本人にはとーてー理解できない。
逆に、聖徳太子以来の、仏教と神道が同居する(今ではキリスト教も。現にオイラは子どもの頃、近所のおばちゃんに連れられて教会の日曜学校に通っていた)ような宗教に対する寛容さや、国境を越えて殺し合うことがほとんどなくて「和を以て貴しとなす」的な平和的感覚も、外国人には理解しがたいに違いない。
だから、日本人にとって日本以外に本当に安全な国なんかありゃしない。
小心者のオイラは“海外旅行”をしたいなんて思ったこともない。
そんな中、リゾート開発された南の島や先進国の開かれた場所ならいざ知らず、
国際貢献のために敢えて危険な中でも特に危険な地域に自ら赴く人たちの使命感には感服する。
そんな人たちが何か事件に遭ったなんて報道があると、「むごい」だの「理不尽」だのと軽々しく言う人たちがいるが、そういうことではあるまい。
彼らとしてはハナっからそんなことは覚悟の上で、自分の使命に殉じたまでのことなんだろう。
志なかばという無念さはあるにせよ、納得の上でのことではあるはずだ。
オイラとしては、ただご冥福をお祈りさせていただくばかりである。
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