なんじゃこりゃあ!!

自然科学全般をこよなく愛するブログです。OCNブログ人から引っ越してきています。

ヒッグス粒子(ノーベル賞)

2013年10月10日 | うんちく・小ネタ

皆さんこんにちはtatuakiです(^-^v

明日は、仕事は休みで東山動物園に行きます。

さて、今年のノーベル賞にピーターヒッグスさんが選ばれました。

さて、ヒッグス粒子は解説をしていますがもう一回どんなことが解説していきます。

ヒッグス粒子は70年くらいに論文が出されました。

しかし、これを発見するためには、膨大なエネルギーが必要でした。

ヒッグス粒子はこの世の中を埋め尽くすと言うか、ヒッグス場と呼ばれる場がこの宇宙に存在しています。

標準理論と呼ばれる理論では素粒子に質量を与えるヒッグス粒子の発見でほぼ完成したといわれています。

ヒッグス場は私たちの構成する素粒子が動くのを邪魔します。したがって素粒子が動きにくくなるのです。

この動かしにくさが質量です。

今までの加速器はエネルギーが足りず、発見することができませんでした。今回最大級の加速器を作ったセルンは、そのヒッグス粒子の発見に成功したのです。

しかし、現代物理学ではヒッグス粒子よりも、暗黒の何かがこの宇宙を構成していると考えます。

それはダークマター(暗黒物質)です。これがないと今の星々の観測結果と一致しません。

何か重たいもの、これが宇宙には沢山あるという事です。

それとダークエネルギーと言うエネルギーが宇宙膨張を加速している、そんな事も分かってきています。ダークエネルギーの正体も分かっていません。

ヒッグス場は宇宙の中のほんの一部にしかわかっていないのです。

ここで補足しておきますが、重力や一般相対論で扱う質量は空間的な要素により発生するものであって、素粒子の質量とは話は別です。

そいでは皆さん、又来週です(^-^

コメント
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