(海行かば@由良川橋梁)
すっかり天候の回復した丹後半島、フリーパスとクルマを駆使して乗ったり撮ったり。特急たんごリレーで「丹後の海」を堪能した後は、再びハンドルを握って沿線に繰り出した。リアス式海岸の入り組んだ青い海を見ながら、午前中はイマイチなお天気だった由良川橋梁へ。これぞタンゴブルー!という青さを取り戻した由良川の流れに改めて感動。晩夏の日射しに額から流れる汗を拭いつつ、橋梁近くのローソンで買ったクーリッシュで冷たさを取り戻していると、「艦これ」由良号が由良川橋梁をゆっくりと渡って行きます。
旅に出ることの意味や理由。撮影した写真に込めた気持ちや感情。そんなものは人それぞれだけれども、自分のモットーとして、見た人が「あ、行ってみたいな」と思えるような、旅心に繋がる一枚を目指しているというのがあります。今回の京都丹後鉄道探訪については、何のかんのと言いつつこの由良川橋梁に惚れ込んでしまいましたねえ。結局ここで費やした時間が一番多かったのだけど、それだけの魅力を持ったストラクチャーではありましたね。いつ撮っても、どこからどう撮っても、旅心を静かに揺さぶって来る情景がファインダーへ切り取られて行く魔法のような鉄橋でした。