(自由と言う名の列車@東京スカイツリー駅)
安中貨物を撮影した後は北千住から東武回りで帰る事にしたのですが、時間がちょうど合いそうだったので東武の新型特急「リバティ」を見て行く事にしました。あまり天気が良くなかったせいで休日の割には閑散としていた東京スカイツリー駅に進入するけごん32号「リバティ」。このスズメバチ顔、見た目はまんま近鉄の22600系「Ace」だよなあ…。
子供と興味深く新型特急を眺めていると、駅の放送で「特急けごん32号、東京スカイツリーから浅草駅間のみ普通乗車券でご利用いただけます…」というアナウンスが。知らなかったんだけど、東武の特急の特例で上りのスカイツリー→浅草間だけは特急料金がいらないらしい。と言う訳で1駅間だけ新型特急リバティを堪能してみました。梅雨空に聳えるスカイツリーを後に、ゆっくりゆっくりと隅田川の鉄橋を渡って大きく左カーブ。終点の浅草駅に滑り込みます。
東武の浅草名物、すき間埋めの渡り板。戦前規格で拡張もままならない浅草の駅は隅田川橋梁への急カーブまでホームを限界一杯まで伸ばしていて、ホーム先端部は車両とホームの間のすき間が開き過ぎるため、列車が到着するたびに専用の渡り板を係員がセットして乗客の安全に配慮しています。
6050系の快速急行をローカル運用に追いやって、浅草と東武日光・会津田島を結ぶリバティ。6050系同様分割併合を前提として作られているのが大きなポイントで、併結部分は成田エクスプレスのように自動幌が装備されていました。この3+3の編成を活かして、平日夜には春日部から分割してそれぞれ野田線の大宮・運河方面に走る「アーバンパークライナー」なんてーのも走らせているそうだが、どのくらいの利用者がいるのだろうか…(笑)。運河に行くならそれこそ浅草からTXに乗って流山おおたかの森経由の方が絶対早いでしょw