青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。日々の情景の中を走る地方私鉄を追い掛けています。

お先に失礼

2009年04月20日 21時17分22秒 | 日常
(画像:1000号)

こちらは今日で995回目ですが、お先にゲットされてしまいました。
JTBの時刻表が、本日発売の5月号で1000号達成。
時刻表ユーザーとして、ご祝儀代わりの購入。

国鉄民営化以降、JRの時刻表も刊行されていますけど、自分の場合は昔からJTB派です。何となく字体とかフォントが馴染む。あ、「昔から」と言うならば、「交通公社の時刻表」と言った方がいいんでしょうかね。昔は780円?くらいだった記憶があるのだが、現在は1150円。随分高くなったものだ。
まあ、子供のお小遣いでは780円もなかなか厳しくて、その当時はオヤジの会社の総務部で使わなくなった何ヶ月か前の時刻表を、お願いしてお土産に良く貰ってきてもらったりしていた。生まれて初めて買ったのは青函トンネルが開通した時の時刻表だったかな。って事は昭和63年か。青函トンネルを抜ける快速海峡号を牽引する赤い機関車が表紙だったかと。ボロボロに擦り切れるくらいまで読んだ記憶が。「たいむたいむてぇぶる」のクイズにハガキを出したのもよい思い出。

初めて時刻表を手に取ったあの頃と何が変わったか…と言うのはそれはたくさんあるのだけれど、在来線が細切れになって引きにくくなったですよね。東北本線は上野~黒磯・黒磯~盛岡、盛岡~青森の三部構成だったのが、今は黒磯~仙台・仙台~盛岡を入れた四部構成だ。山陰本線は昔は京都~米子・米子~下関の二部構成が現在は京都~福知山・福知山~鳥取・鳥取~米子・米子~下関の四部構成になって微妙に引きにくいです。個人的には本線格の路線をあんまりぶつ切り表記にして欲しくないですね(笑)。なんか安っぽくなるような気がしてね…すっかり格落ちした東北本線と比べると、常磐線なんかはまだまだ上野っから仙台を見開き一発でどうだ!特急バンバン走ってるぜ!と言う賑やかな感じが「国鉄」時代の幹線らしい格を残している感じがいいですね。ってこんな事気にしてるの自分だけかもしれないが。

そんなこんなで時刻表とはかれこれ20年くらいのお付き合いだが、かさばるもんだから新しいのを買うたびにその折々で古い順から処分の対象になってしまいました。とは言え競馬四季報と時刻表はスペースを取り過ぎるのが難で、一時期は春夏秋冬の競馬四季報を関東関西で年間計8冊にレープロ新聞時刻表と詰め込むだけ詰め込んでしまい、自分の部屋の押し入れの底がミシミシと鳴ってしまう状態だったからなあ(笑)。

今思うと勿体ないんですけどね。
コメント (2)
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