千葉県職業能力開発協会主催、八千代市で開催する初めての催しです。
畳、左官、タイル、板金、婦人服の5職種でそれぞれの課題に地元八千代市内の小学5年生~中学生が挑戦しました。
畳組合から講師として参加したのは、地元八千代市から青山畳店さん(畳ものづくりマイスター)と石田畳店さん、鎌形畳店さん(船橋市)、長谷川畳店さん(市川市)と私(米井畳店)の5名です。
24日は午前中にミニ畳作り。
事前に10名の参加者を募り、10時~11時50分までに作品を完成させます。
参加してくれたのは小学生8名、中学生2名の10名。
24日の担当講師は私と青山さん、長谷川さん、鎌形さんの4名。
うっかり写真を撮り忘れましたが、いつも通り畳表を縫う作業に苦戦しながらも皆上手に完成させる事が出来ました
午後からは畳縫いの体験です。
会場に来たお客様に畳を縫う体験をしてもらいます。
担当は青山さん。
学校の先生や会場に来られた妊婦さんまでも平刺し縫いを体験して行かれました。
部活帰りの多くの女子中学生も代わる代わる体験し、笑顔溢れる畳縫い体験となりました。
その脇では鎌形さんと長谷川さんが担当のミニ畳のコースター作り。
コチラは予定に無かったものの私が急遽用意した当店がいつも行っている無料体験です。
誰でも簡単に時間も鰍ゥらず出来るという事で大盛況の体験コーナーとなりました
翌25日は午前中に畳縫いの体験です。
担当講師は引き続き青山さんです。
この日もご夫婦での体験や中学生などで笑顔溢れる畳縫い体験となりました。
コチラも引き続きコースター作りです。
担当講師は石田さん。
多くの親子連れで大人気となり午前中ずっと賑わっておりました。
どちらも担当講師の方が素晴らしかった事もあり、今回私はお二人に任せゆっくりさせて頂きました。
午後からはミニ畳作りです。
午後1時~2時40分までに作品を完成させます。
中学生8名、小学生2名の10名が挑戦してくれました。
この日は中学生が多かった事もあり今までにない早さで上手に仕上げる事が出来ました。
私の前で作っていた中学生の男の子は縫うのも早く、完成まで1時間少々で仕上げ、本当に上手で『畳屋にならない?』と聞いたほどでした。
今回は2日間とも全員角作りもしてもらい、ほぼ手出しをする事なく完成させた事に感心したミニ畳作りとなったのでした。
今回も大盛況だったものづくり体験教室。
どの職種でも一生懸命課題に挑戦し、自分の仕上げた作品を見る子供達の笑顔が溢れておりました。
物作りの楽しさ素晴らしさを実感してもらい、将来進むべき選択肢の一つになってくれたならこういったキャリア教育の成果が実を結ぶ事になるのでしょう。
ものづくり大国日本。
自分で作った物を提供し、お客様が喜んでくれる、直接お客様の笑顔が見れる。
それだけその製品には大きな責任も伴いますが、それこそが職人としての素晴らしさであり、遣り甲斐であると子供達に伝え、八千代ものづくり体験教室が終了しました。
そんな体験教室の一コマでございました。
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畳刺 父ちゃん
福島畳店
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