フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

木犀の花は散った

2010-10-21 09:56:52 | Weblog
なんで日本のマスコミは中国が暴動を起こしたらまるで日本が悪かったみたいに迎合して言うんだろう。やはり、上層部が中華系と韓国系に乗っ取られているという噂がまことしやかに聞こえる。それに民主党の議員が輪をかけたように日本が悪かったみたいな言動だから一体全体どうなっているんだろう。中国の手に乗って尖閣に領有権問題が丸であるかのような錯覚につつまれていく。


そんなとき木犀が散った。オレンジ色の小さな花が道路いっぱいに包んだ。このオレンジだよね。強烈な存在証明だ。日本も存在証明がいると言ってるだけなのに。中に向いて言うのはいさましいのに。外になるとからきし意気地がない。『柳腰』だなんて柳あおめる北上の岸辺目に見ゆなけとごとくに。だよな。



それでもasean包囲網を形成すべくタイ王国指輪を買った。タイ王朝のシンボルの花ということだったけどさてどうかな?
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デービット君から

2010-10-20 10:14:00 | Weblog
スウェーデンのデービット君から珈琲ポットが届いた。アールデコのこのフォルムが気に入ったからステンレスだけど買ったんだ。珈琲セットっていうんだろうか。


このデービット君がまた面白い奴で頼んですぐに郵便局へ持って行ったんだって。そしたら、郵便局でこの荷物は送れませんと断られたんだよ。ここに宛先が書いてありませんから。どこへ送ったらいいか分からないからと。また、こっちに言わなきゃ分からないのにご丁寧にかくかくしかじかと言ってくるから面白い。また住所送ってあげたら「僕が欲しかったのはこれなんだ」と大げさに言う。そんなのはじめから送っているじゃないか。ここからが真面目というか滑稽と言うかすぐに手続きして送ってきてるんだ。運賃に上乗せもせずまじめにまじめに送られてきました。人柄が見えるようだ。おおむね海外との取引は順調。タイのテパリット君もなかなか対応が良かった。指輪のサイズも交換してくれたし、英語の勉強にもなるし面白いよねショッピングって。
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秋に桜咲く

2010-10-19 09:20:48 | Weblog
公園の木犀の周りを回って橋を越えて階段を下りたところで見上げたら桜が咲いていた。秋なのに。冬に咲く桜は、見たことあるけど秋に咲く桜を見たのは初めてかな。見たことあったんだろうか。


春の爛漫な桜ではなくぽつぽつと咲いているんだけど立派な桜なんだ。しばらく見上げていた。昨日は、全国で熊が沢山殺されたね。それも子連れが多かったね。僕は熊好きだから胸が痛む。これは、本当に人災なんだから。出てきた殺すという対処法ではなく将来熊もいない森と共存したいのかという将来的なビジョンにたってこれからの自然とのかかわりを考えて行こうじゃないか。まさに、国のあり方の問題なんだから。まさに、これこそ粛々といい方向に進んでもらいたい。被害だナンだと騒いでいるけど本来熊の縄張りに開発という名目で入り込んで家を建て町を作ったのが間違いなんだから。それを熊が悪いだなんて本末転倒だよ。森に熊がいるって豊かな自然を感じるのに。そりゃぁ、襲われたら怖いよね。でも動物の禁止範囲に接近しなかったら彼らは襲ってこない。専守防衛なんだから。これ、日本と中国の関係と似ている。どちらが熊か。ここで、人間の知恵が必要だ。
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栗の実煮てます。

2010-10-18 08:58:08 | Weblog
いつの間にか木犀の香りが心に沁みて秋なんだなと思って朝夕にこの香りに包まれることを楽しんでいたら今朝、バジルが自分とこの山で取れた栗を持ってきてくれた。


今年は豊作とのこと。山に餌がないのか猪が畑まで下りてきてお芋は全部食べられてしまったと言ってた。今年は、どんぐりの木が枯れて山の食糧事情は大変らしい。猛暑が原因というけれど里山の乱開発やなんかで動物の住む場所を奪っておいて被害だナンだと騒いで動物を射殺する。ロシアや中国の領土侵略と変わらないね。熊や猪は、抗議できないから殺されるのかな。友達が、定年退職後林道を自分ひとりで作っているんだけどその山の仲間から猪の肉と内臓をもらったと。何を食べているんだろうと胃を開いてみたら栗が沢山出てきたと言ってた。「それがね、渋皮がきれいにはがされて黄色い栗の実がボロボロでてきた」渋皮をのけて食べるんだと感心した。動物との共存、これができなければ人間も滅ぶと分かっているはずなのに誰もが、熊だ、猪だ、猿だと出てきたものを射殺することで解決したかのように思っている。出てこないような自然造りを考えないのだろうか。猪がいる、熊がいるなんて自然がそれくらい豊かなんだから。このことを誇らなければ、
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退職祝い2

2010-10-17 08:49:21 | Weblog
友人の退職祝いは、高校のときのミニ同窓会だった。みんな60だからそんなに食わないし、飲まない。話も年金の話から尖閣諸島の話、退職後の暮らしぶりユンボを買って林道を作っている元公務員とかイチジクと椎茸を作ってる奴とか音楽に夢中になってみんなに呼びかけている奴とかアパート経営で忙しい奴とかみんなのんびりしてる奴はいない。一次会だから生ビールを4杯くらい飲んだだけで音楽好きの奴が2次会へ連れて行った。コンガとドラムとギターがあってこじんまりとしたカラオケバーだったと思う。すぐに音楽好きがギターをとって僕らの音楽祭が始まった。2時間3000円で。みんな知らない間に歌が上手くなっていて盛り上げる盛り上げる勿論あんまり新しい歌はないけどノリノリでめっちゃ楽しい。他のお客さんもいたけど僕らの常としてオープンマインドだからみんなを巻き込んで若い子もドラムを叩きおじさんたちは、マラカスとタンバリンではやし立てる。マスターもノッテみんなに仮装させて笑わす笑わす。


「もうただでいいから、あと1時間やって」と2時間終了後マスターに言われた。もうトラップファミリーみたい。最後は、グループサウンド大合唱でお開き。それから、「この次は、ニューヨークにランチに行こう」を合言葉に散会。時間22:30 やっぱり60の自覚かな。みんな健康的でよろしい。総額7000円でコンだけ楽しんでいいのかな。
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退職祝い

2010-10-16 17:27:54 | Weblog
今日、中学1年のときから会っていない友達から突然ハガキがきた むこうも気をつかって写真のハガキだったけど よけいにわからなかった 髪はない顔は腫れてデブで 暫く考えた 今夜はこれから高校の時の友達の退職祝いだ 3年ぶりに会うのかな 行ってきます
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上弦の月だったね

2010-10-15 19:47:59 | Weblog
上弦の月だったっけ久しぶりだね月見るなんて・・・

吉田拓郎が唄ったのがもう40年ちょっと前になるのかな。思えば長い時間を旅してきたもんだ。自分では昨日のことのように思ってるけど。どうしてこんなに月が好きなんだろう。大抵夜の散歩のときは月を見ている。星を見ている。夜空っていいなと思いながら。「月に吠える」昔、狼だったのか、ウサギだったのか。「月はどっちにでてる」「上弦の月 下弦の月」「Blue Moon」少しの狂気と秩序を持った青白い光に惹かれるのかもしれない。
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viva Chile 2

2010-10-14 18:33:10 | Weblog
この救出劇、中国でもテレビ放映したんだってね。なんでも救出のカプセルを吊り下げるクレーンが中国製で国威高揚にテレビで大放映だって。多分純粋製作じゃないだろうけど世界に武器だけでなく貢献することはいいことだ。日本は、パンツとシャツとミント、黒飴を差し入れたって。どおりでこざっぱりとしてると思った。日本人らしくていいね。最後のリーダーは、絵になったね。 33人無事だなんて、何と言われようとも良かったよ。みんなが力をあわせて事に当たるっていいもんだな。プレスリーも活躍したしリーダーシップが問われる再確認になったのもいいね。リーダーシップとは何かをこの国のリーダーは考えただろうか。それでも、まだ世界には希望があると今日僕は胸に輝く銀の星を身に付けた。


やっぱり西部劇育ちだからな。
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viva 33 miners in Chile

2010-10-13 19:21:05 | Weblog
閉じ込められた33人の鉱山労働者、地下700mから69日ぶりに救出。まだ全員ではないけどチリの皆さんよかったですね。世界の感動でした。救出成功おめでとう。エライの一言だね。まるで明治の男たちを見ているような一種の爽快感がありました。当人の思いとか家族の願いとかを考えると命って重いんだと改めて感じ入りました。Es moi bienと書かれていたのでしょうか最初のドリルに書かれていた文字は?スペルは正しく覚えてないけど「我々は、生きている」とかいてあるね。ほんの少ししか知らないスペイン語がこの中に詰まっていた。エスペランサこの国にはまだ希望がある。そんな風に思いながらテレビの画面を見ていた。出てきた男たちがこざっぱりとして小ぎれいなのに驚いた。やはりそれなりの演出なんだろうか。でもこの演出はいいね。勇気がわいてくるもの。それに、世界は捨てたモンじゃないというメッセージが凄く伝わった。大事なところになると画面を消される国の連中も見ただろうか。世界は、脅しでは渡っていけないんだと分かっただろうか?そんなことも今日明日は気にせずチリの喜びのおこぼれに預かろう。
Fist Miners Emerge From Underground In Chileこれは、チリの英語新聞サンチャゴタイムスのヘッドライン。
チリ落盤69日ぶりの救出 これが日本の新聞のヘッド。日本語と英語の違いが良く分かって面白い。
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三日月

2010-10-12 19:21:28 | Weblog
今夜、やっと月が見えた。眉月ではなく三日月だった。croissant crescent仏語も英語も似ている。雲が広がってせっかくの三日月を見えにくくしている。「ミラボー橋」にかかる月も三日月だった。(イメージだけど)
      
          ミラボー橋
               アポリネール 堀口大学訳
ミラボー橋の下をセエヌ川が流れ われ等の恋が流れる
わたしは思い出す 悩みのあとには楽しみが来ると

  日は暮れて鐘が鳴る   月日は流れわたしは残る

手と手をつなぎ 顔と顔を向け合う かうしてゐると
われらの腕の橋の下を 疲れた無窮の時がながれる

  日は暮れて鐘が鳴る   月日は流れわたしは残る



この有名な詩を思い出しながら三日月を見ていた。アポリネールも大学も驚くだろうねおっさんが三日月を見ながらこの詩を諳んじるだなんて。
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