フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

art is now

2020-04-05 09:02:23 | Weblog
昨日絵画教室に行ったら入り口にアルコール消毒液が置いてあって「手を消毒してからお入りください」との貼り紙、なんとこの「明日なき教室」とか「限界サークル」とか呼ばれている命知らずのバァサンジイサンの教室にもコロナの影響が。と笑ってしまう。教室は展示会の準備でバタバタ。ポスターを作ったり作品を集めて運び出しやすいようにしたりと。そこへ新聞社からの電話。「7日から予定されてる水彩画展ですが?」とまるで敵に囲まれた城での籠城を確認する使者のような感じでなんかボソボソと聞いてくる。ワザと元気よく「やります」と答える。「やりますか」とほっとしたように笑う。催し物のキャンセルが相次ぎ新聞の催し案内も紙面が大変なんだろう。「やらない」と言うより「やります」と言うのが元気が出るのは当たり前だけど決死の覚悟というのが頭をよぎってしまうのは昨今の流れかな。それでも春は絵を描くには一番いい季節だから。              <と明るい花の絵を描きたかったのだけど何故か「馬酔木」。
それほどの主張もなくそれでいてほんのりと少し先を予感させる花房。「国の再開?」「まだまだ」って言ってるようだがどこか慰めてくれてるような花に思えて。                     <
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