フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

寒いから

2010-05-14 01:33:42 | Weblog
5月でこの寒さ。まるでいま晩秋のオーストラリアみたいだ。昼間はシャツ1枚でいいんだけど夜は上着がいるね。いつもブリークスの僕も夜は、冬用のレッグウォーマーをつけている。「ひとりぼっちではあるけれど孤独ではない」と青豆がいった言葉を考えていた。一言で言えば「同行二人」と四国ではおなじみの言葉なんだけど。これの口語訳なのかな。ある意味では、宗教組織のなんたるかを取り上げている本だからそうなんだろう。。「ひとりぼっちではあるけれど孤独ではない」は、幸せの言葉だと思う。口にするだけで勇気が湧いてくるから。「天吾くんと青豆は囁く、あなたはいまどこにいるの。」そう思える人がいるだけで幸せじゃないか。孤独でないって素敵なことなんだ。とあらためて思った。この歳になると実際の関係より思うだけのことのほうがうれしい場合が多いのです。ドンキホーテの思い姫のように。何故なら、健さん育ちの自分達は誰かの為に生きるという価値観というか使命感というかどこかで滅私奉公型の遺伝子を持っているからだろうか。逆に考えると信頼のおけない人とは同じテーブルにつかないくらいの潔癖感があるんだ。だから、なかなかやっかいなんだよおじさんたちは。でも心は、寒くない。
コメント
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