近藤史恵さんの本を読んでいたら「ヨーロッパには1万そこそこで買える安い自転車はない。自転車はあくまでスポーツとしての位置づけで移動手段と考えている人はほとんどいない」とあった。さすがツールド仏蘭西の開催される地域だと思った。逆に言えば日本のママチャリが売れる要素があるとも思えるんだけど。安価で性能のよい日本の自転車を販売したら貧しい家庭の子も自転車を早くから覚えて将来彼らからマイヨジョーズがでるかもしれないし裾野も広がると思うんだけど。それこそ50万からする高級自転車じゃないと自転車と呼ばないというのがフランス式なのだろうか。そういえば、仏蘭西は国土の90%が平野で山は2つしかない。その山がアルプスとピレネーだからこちらも高級。まさに仏蘭西。そういうのを頑なに守ってる人がいるんでしょうね。自転車ひとつとっても文化の違いが面白い。日本には、世界のシマノというパーツ製造メーカーがあってヨーロッパの老舗カンパニョ-ロとはりあっている。シマノが安くて使いやすい。比べればの話だけど。ただ、カンパニョーロがどこか満足させるイメージは持ってるね。ただそういうのを搭載している自転車は日本でも高級だからそんな自転車しかないなんて子供に簡単に買ってやれないね。これってどうなんだろう。
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