フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

花糞

2009-10-16 09:56:04 | Weblog
家の前にある駐車場の通路の入り口に糞が落ちていた。犬を散歩に連れているときに見つけていた。あれは、猫の糞だな犬じゃないな。オランジュだろうかオランジュなら拾っとかなきゃと帰ってから片付けた。もちろんオランジュじゃないかもしれないけど子供や年寄りが踏んでもいけないしと思って片付けていると糞の中から小さな赤い花が沢山こぼれて落ちた。「あっ、これは、ハクビシンの糞だ」夜来てたんだ。柿かなそれとも終わりかけたイチジク狙いかな。夜こっそり来て朝早く、お土産置いて山に帰っていったんだ。ほほえましい気分とアフリカに来た動物学者になったような気分を味わえた。「野生動物の糞は少し柔らかめなんだ。消化に悪いものも食べなきゃ生きていけないからね。キャットフードで飼われてる猫とは違うよ」と助手に話すように糞に向かって言ってアフリカの動物学者は、糞を袋に入れた。自然が近いと楽しい。
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