フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

au vert tres vert

2008-07-25 20:35:23 | Weblog
今日は、久しぶりに緑の中へバジルと出かけた。鮮やかな緑、濃緑色、黄緑 山は、緑一色。圧倒される。あんまり暑いので、涼を求めて、お弁当とお茶を持って出かけただけだから登山の準備はしてなかったけど山を見るのもたまにはいいね。陽射しは強いけど山は、やはり涼しかった。自分達が、山のレストランと名付けている場所に到着して、車を寄せて、椅子を出して、お弁当をだして、お茶を出してお昼の準備をしていると水場の石の上で体長1メートルくらいの「じむぐり」が休息していた。ヘビだけど大人しいやつで死んでるのか生きてるのかまったく分からないくらい気配を消してた。前にもこんなのみたことあるので、多分生きてると思ったけど体に2箇所怪我してるのを発見して、深手だったのでそれで死んでるのかなとも思った。バジルと来るといつもヘビに出くわす。ヘビ女だねなんて冗談を言ってると人間の性かしら、気になるんだなヘビが。「やめろ」と言うのも聞かず小枝を投げて動くかどうか試そうとする。動けばひきつるクセに。小枝は当たらなかったけどヘビは動いて叢の方へゆっくりと移動していった。かなり、バテテイルようだった。鳶か、鷹に襲われたようだ。あのキズは鋭い爪の跡に見えた。捕まったが、重たくて、鳥が放した隙に逃げおおせたのかな。「あのキズは治るの」とバジルが聞くから「治るよ、自然治癒力がすごいんだ。ただ、餌がしばらくは獲れないだろう」と言うと「動物は、何でも受け入れて耐えるしかないのね」と変に分かったようなことをポツリと言った。「でも、助かって良かった」と言ってお弁当を使い始めた。
コメント
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