私の夢 「集いの場」(コミュニティ・カフェ)をどのように作るか?  ~「みなの(皆野)長瀞広場」編~

地域の中で「集いの場」作りに向けて、モチベーションの維持と日々の記録として、このブログを立ち上げました。

「個族の国」3・11

2011-08-03 | 日記
先週の朝日新聞で、「個族の国」3.11から~という連載の続編が掲載された。
3.11以降、現代日本の社会における「個族化」は、更に速度を増しているという記事だ。

確かに、4ヶ月以上経った今でも、震災による避難者が7月28日現在で8万7063人に上る。
(政府の東日本大震災復興対策本部は3日発表。避難所に身を寄せる避難者の減少などで前回(7月14日現在)より4489人減。ただし岩手、宮城、福島、千葉各県内の仮設住宅入居者数などは含まれていない。)

この人達は、家族や親類をはじめ、住み慣れた地域の人間関係までも奪ってしまった。
これは、血縁や地縁の剥奪である。
また、今までその地域で携わってきた仕事も奪ってしまった。(社縁の剥奪)

>朝日新聞が昨年末から始めた連載「孤族の国」は、人のつながりが変化し、社会から孤立する人々が
>急増していることに焦点をあてた。
>東日本大震災という未曽有の災害が列島を襲い、被災者、そして被災地以外の人々にも孤立化の
>危機はより身近となっている。
>
>孤立を防ぐ「見守り」の取り組みが各地で進む。ただ高齢者に比べ、中高年以下は見落とされがちだ。
>故郷を追われて「地縁」を失い、失業などで「社縁」もはぎ取られた単身世帯への目配りも不可欠だ。
>【出典:朝日新聞】

避難所では、うつやアルコールの依存が急増しているという。
改めて、人間は人と人との絆によって、支えられている存在だと思う。
あと一週間で5ヶ月経とうとする今、孤立化させないようなケアが、とても大切なことなのだろう。

http://www.f-welfare.net/fukushi/news/2011/08/34813/


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