「青春18切符」を年末に買い残りが2回分残っていたので、思い立って雪国へ鈍行の旅へ出た。
温泉を目的に、ゆったりと、山の湯、駒子の湯、駅中の酒風呂等をめぐってきた。
先週はかなりの積雪があったようで、水上の手前からは1メートル程の雪が積もっていた。
昨日は、清水トンネルを超えても晴天で、雪がしんしんと降る情緒はなかったが、場所によっては
2メートル近い雪が越後湯沢の町を包み込んでいた。
3連休の最終日とはいえ、都内からは便が良い、越後湯沢のスキー場は大混雑かと思ったが、
駅近くのスキー場は人影まばらで、大規模で整備が進んでいるスキー場に人は流れているように
思った。
越後湯沢の街中も、シーズン真っ最中なのにお客の賑わいはそれほどでもない。
観光客はどこにいるのかと思いきや、駅中にある土産物屋に集中していた。
越後湯沢の駅中には、「ぽん酒館」というユニークな、地酒を試飲できるコーナーがある。
500円で5枚のコインに換えることができ、コイン1枚で1種類の新潟産の地酒を試飲できる。
200種類位の地酒があるため、のんべいには堪えられない嬉しいコーナーである。
また、土産物屋も漬物などの種類が多く、試食もできるため、多くの人が群がっていた。
この駅中商店街は、地元の店が入っており、利益は地元に落ちるのだろうが、寂しい商店街と
賑やかな駅中が対照的で、このような一極集中は日本人の特徴なのだろうか・・・?