『山里の記憶』という本が届いた。
旧「瀬音の森」という森林保存のボランティアグループの代表だった黒沢和義さんが、
ライフワークとしてまとめている本だ。
この本はタイトルの通り、黒沢さんの出身である埼玉県の秩父地方の山里で暮らす人々の
知恵や技を紹介している。
紹介されている人は2巻で70人。私の親の世代、昭和までの山里では、まだ当たり前のように
行われていた生活の知恵であり、生活の技術であった。
しかし、その子供の世代が親元を離れ、生活様式も仕事もすっかり都会と変わらなくなってしまった
紹介されている方の殆どの方が70歳代以上であり、後継者は殆ど居ないのが現実。
あと10年もすると、これらの知恵や技術は農村博物館などで紹介される遺物になってしまう。
これを一人ひとり取材し、話を聞き、体験し、記録に残す。
黒沢さんの記録の方法は、絵と文章+写真である。もともと、イラストレターとしてデザイン会社を
起こしているだけあって、イラストのうまさは秀逸で、絵の中から山里で暮らす一人ひとりが
飛び出して来るようなリアリティがある。
>山里に暮らす人々の応援歌として、山里を出た人々へは故郷や父母を思い出す触媒として
>見て頂けるようなものに出来たらいいなあと思っています。
>ごく普通の人々の暮らしと技。隣のおじいちゃんやおばあちゃんの事を描くように山里の暮らしを
>描きたい。
>そして、「私達はあなたの事をずっと記憶していますよ」とエールを送りたい。
絵描きには、絵の神様が降りてきている間は、筆がどんどん進むという。
反対に、離れていってしまうと、筆がまったくすすまなくなるという。
最後に黒沢さんは言う。
>どうか絵の神様のご加護がありますように。
旧「瀬音の森」という森林保存のボランティアグループの代表だった黒沢和義さんが、
ライフワークとしてまとめている本だ。
この本はタイトルの通り、黒沢さんの出身である埼玉県の秩父地方の山里で暮らす人々の
知恵や技を紹介している。
紹介されている人は2巻で70人。私の親の世代、昭和までの山里では、まだ当たり前のように
行われていた生活の知恵であり、生活の技術であった。
しかし、その子供の世代が親元を離れ、生活様式も仕事もすっかり都会と変わらなくなってしまった
紹介されている方の殆どの方が70歳代以上であり、後継者は殆ど居ないのが現実。
あと10年もすると、これらの知恵や技術は農村博物館などで紹介される遺物になってしまう。
これを一人ひとり取材し、話を聞き、体験し、記録に残す。
黒沢さんの記録の方法は、絵と文章+写真である。もともと、イラストレターとしてデザイン会社を
起こしているだけあって、イラストのうまさは秀逸で、絵の中から山里で暮らす一人ひとりが
飛び出して来るようなリアリティがある。
>山里に暮らす人々の応援歌として、山里を出た人々へは故郷や父母を思い出す触媒として
>見て頂けるようなものに出来たらいいなあと思っています。
>ごく普通の人々の暮らしと技。隣のおじいちゃんやおばあちゃんの事を描くように山里の暮らしを
>描きたい。
>そして、「私達はあなたの事をずっと記憶していますよ」とエールを送りたい。
絵描きには、絵の神様が降りてきている間は、筆がどんどん進むという。
反対に、離れていってしまうと、筆がまったくすすまなくなるという。
最後に黒沢さんは言う。
>どうか絵の神様のご加護がありますように。
うっかり見過ごしていました。
丁寧にご紹介いただいてありがとうございました。
多くの方のお陰で良い本になりました。
今後も秩父の技と味と心を絵に描いて残して行きたいと思っています。
この会と、kurooさんの活動とは共通点が大変多く、何と「日刊さいたまーず」という番組の3月8日のゲスト出演は、この会の代表柴崎さんでした!
これからも『山里の記憶』を宣伝させていただきます。