「エコツーリズム」と言う言葉は、最近よく聞かれるようになり、注目を浴びている概念である。
私がこの言葉を知ったのは、数年前に飯能のエコツーリズムのイベントに参加したのが最初だと思う。
2008年にはエコツーリズム大賞を受賞している。
手元にある、昨年の飯能エコツーリズムのパンフレット秋号を見ると、以下のような企画が目白押しだ。
・天覧山の生き物を見つけよう
・川と共に生きる
・タカの渡りと秋の里山にふれる旅
・森の「香」と「食」癒しのエコツアー
・飯能偉人伝と名刹で楽しむお月見ツアー
・くり園の手作り薪ご飯
・ココロで感じる農的くらし
・「シシ森」里山動物探検ツアー
・道草ハイク
・いにしえの織物文化
このように並べれば、田舎の自然や生活は、全てエコツーリズムの対象になる。
しかし、軽んずるなかれ。
「エコツーリズム」とは「自然環境や歴史文化を対象とし、それらを体験し、学ぶとともに、
対象となる地域の自然環境や歴史文化の保全に責任を持つ観光のありかた」と定義されている。
これは、環境大臣を議長とした「エコツーリズム推進会議」(平成15年~平成16年)での定義だ。
平成19年には「エコツーリズム推進法」も成立し、「自然環境の保全」「観光振興」「地域振興」
「環境教育の場としての活用」を基本理念としている。
エコツーリズムとは、地域ぐるみで自然環境や歴史文化など、地域固有の魅力を観光客に伝える
ことにより、その価値や大切さが理解され、保全につながっていくことを目指していく仕組みなのだ。
観光客に地域の資源を伝えることによって、地域の住民も自分たちの資源の価値を再認識し、地域の
観光のオリジナリティが高まり、活性化させるだけでなく、地域のこのような一連の取り組みによって
地域社会そのものが活性化されていくのだ。
取り組みを進めていくことで、
「私が変わる」⇒「地域が変わる」⇒「そしてみんなが変わる」というビジョンがある。
つまり、
① 自然の美しさ・奥深さに気づき自然を愛する心が芽生え、地球環境問題や環境保全に
関する行動につながっていく
② 地域固有の魅力を見直すことで、地元に自信と誇りを持ち生き生きとした地域になる
③ 私たちの自然や文化を守り未来への遺産として引き継いでいく活力ある持続的な地域となる
飯能の「エコツーリズム」が成功しているように、ときがわ町でも秩父でも「エコツーリズム」の
考えを導入すべきだ。
「コミュニティ・カフェ」も地域の中の社会資源のひとつで、よそからの来場者にもホッとできる
空間を提供できるとよい。
私がこの言葉を知ったのは、数年前に飯能のエコツーリズムのイベントに参加したのが最初だと思う。
2008年にはエコツーリズム大賞を受賞している。
手元にある、昨年の飯能エコツーリズムのパンフレット秋号を見ると、以下のような企画が目白押しだ。
・天覧山の生き物を見つけよう
・川と共に生きる
・タカの渡りと秋の里山にふれる旅
・森の「香」と「食」癒しのエコツアー
・飯能偉人伝と名刹で楽しむお月見ツアー
・くり園の手作り薪ご飯
・ココロで感じる農的くらし
・「シシ森」里山動物探検ツアー
・道草ハイク
・いにしえの織物文化
このように並べれば、田舎の自然や生活は、全てエコツーリズムの対象になる。
しかし、軽んずるなかれ。
「エコツーリズム」とは「自然環境や歴史文化を対象とし、それらを体験し、学ぶとともに、
対象となる地域の自然環境や歴史文化の保全に責任を持つ観光のありかた」と定義されている。
これは、環境大臣を議長とした「エコツーリズム推進会議」(平成15年~平成16年)での定義だ。
平成19年には「エコツーリズム推進法」も成立し、「自然環境の保全」「観光振興」「地域振興」
「環境教育の場としての活用」を基本理念としている。
エコツーリズムとは、地域ぐるみで自然環境や歴史文化など、地域固有の魅力を観光客に伝える
ことにより、その価値や大切さが理解され、保全につながっていくことを目指していく仕組みなのだ。
観光客に地域の資源を伝えることによって、地域の住民も自分たちの資源の価値を再認識し、地域の
観光のオリジナリティが高まり、活性化させるだけでなく、地域のこのような一連の取り組みによって
地域社会そのものが活性化されていくのだ。
取り組みを進めていくことで、
「私が変わる」⇒「地域が変わる」⇒「そしてみんなが変わる」というビジョンがある。
つまり、
① 自然の美しさ・奥深さに気づき自然を愛する心が芽生え、地球環境問題や環境保全に
関する行動につながっていく
② 地域固有の魅力を見直すことで、地元に自信と誇りを持ち生き生きとした地域になる
③ 私たちの自然や文化を守り未来への遺産として引き継いでいく活力ある持続的な地域となる
飯能の「エコツーリズム」が成功しているように、ときがわ町でも秩父でも「エコツーリズム」の
考えを導入すべきだ。
「コミュニティ・カフェ」も地域の中の社会資源のひとつで、よそからの来場者にもホッとできる
空間を提供できるとよい。