10月21日(金)~23日(日)にかけて、宮城県牡鹿半島の鮎川に震災ボランティアに行ってきた。
鮎川はホエールランド等があり、かつては捕鯨の町として有名だった。
元は牡鹿町、合併後は石巻市に編入されており、東日本大震災の震源地である、宮城県東方沖に
最も近い。この辺りは、地震により、東へ5キロ移動したとのことだ。
この鮎川も東松山震災ボランティアの会のツアーなのだが、東松島便と異なるのは、埼玉県震災
ボランティアバス協議会の連携で、行田の「NPOキャンパーズ」という会の協力を得て、
家族旅行村オートキャンプ場を拠点として、活動をしている。
現地のニーズをコーディネートするのは、石巻社会福祉協議会鮎川支所の職員だ。
毎日、全国からやってくる様々なボランティアを、うまくニーズとマッチングさせるのは、
かなり大変な仕事だ。
東松島では、養護施設支援の会の高橋さん、照屋さんの2人+派遣スタッフの伊藤さんが駐留し、
ボランティアをしながら、現地のニーズとバスツアーのボランティアのマンパワーを結び付けている。
民間のボランティアとして、これだけ地元に信頼されている人達もなかなかないという。
22日(土)の午前は鮎川の消防署近くの側溝の泥の掻き出し。
ここは、震災後ボランティアの力で一度きれいにした所らしいが、台風12号で再び泥で埋まって
しまったとのこと。関東も台風12号では大きな影響が出たが、被災地に残した爪あとも大きい。
雨が強く、側溝の水が段々増水し、途中で中断となった。
午後は、場所を移して民家の納屋の荷物出し。水に浸かった納屋の収納物は、皆燃えるゴミと、
燃えないゴミに分けて処分するとのこと。2時間半ぐらいで、なんとか完了。
招かざる客のハプニングはあったが、一仕事終えた後の風呂と夕飯はとても、気持ち良く最高だった。
作業の様子は、以下のブログに紹介されている。
http://teamhm.blog110.fc2.com/blog-entry-24.html