出版屋の仕事

知識も経験もコネもないのに出版社になった。おまけに、すべての業務をたった一人でこなす私。汗と涙と苦笑いの細腕苦労記。

王子の本日

2007年07月24日 | 注文納品
日販のシステムがどうのこうの…らしいのだが、よくわからない。

実は、先週末に来たおみくじ封筒は、小吉(あまり多くない)だった。システム云々のせいだと思いたいところだが、オンラインの発注システムじゃなくてただの「短冊送付」のうちには関係ないことなのか。単純比較でトーハンは好調なので、どうしても期待を抱いてしまう。

書店からしてみれば、システムの不具合は大問題なので、「問題があると思いたい」というのは不謹慎なのはわかっている。でもさ。

建て替えが進む王子に納品に行くたびに、「いつ、納品場所が変わるんだろう?」と思っていた。こないだは外国人の団体が見学していたし、業界お披露目みたいなこともしているだろうけど、うちには何のお知らせも来ない。

なので納品に行くたびに、検数のお兄さんやおじさんに探りを入れていた。先週は、いよいよ来週(つまり今週)から全部移るとのことだった。「今、ネット用の納品をしているところ(スロープ上がって手前)に持っていけ」と教わった。

本日、その手前のネット用納品をしているところに行ったが、一見何も変わっていない。声をかけたら、中のほうの事務所まで案内してくれた。段差があるから注意して…とか、とても親切だった。が、たどりついたところにいたのは、今までの小屋(奥のほう)にいた怖いお姉さん。

ゲッ、今度からこの人か~と思っていたら、そのお姉さんが「今日はダメ。元のところ(奥)へ持っていけ」と言う。

奥へ行くと、いつもの検数のおじさんがいた。「あっちでダメだと言われました」と言うと、「変わってるはずなんだけどね。ま、自分らがこっちにいる間は大丈夫」とのこと。

おじさんから受領印をもらって、ネット用の納品のためにまたまた手前のほうの納品口へ。

う~ん、私は大して急いでないし、本日は特に納品数が少なかったから全然構わないが、他の人たちはムカつくんじゃなかろうか。

とりあえず、トラックの納品はまずまず今まで通りのようだった。けど、常用車で来る出版社の人たちもいるし、普通のバンで来る流通倉庫の人たちもいるし。あんなにあちこちに行かされたら、ちょっと嫌だろう。

で、ネット用のところで本を箱に入れていたら、中で運んでるおじさんと警備のおじさんの話が聞こえてきた。「もう、毎晩夜中まで残業だよ。まいったよ」

新システム導入のときは大変なことが多いだろうが、みんながカリカリしてるので、早く落ち着いてほしい。

コメントを投稿