ランタナ
生まれ育った環境とは違い、今住んでいる団地の隣近所とのおつきあいは、軽い会話で終わります。
朝、ごみ出しで出会った時
「おはようございます。寒くなりましたね」
と、こんなご挨拶をするくらい。
それ以上はお互いに踏み込みません。
我が家のお隣のご夫婦は、お二人とも学校の先生でした。
今は退職され、悠々自適の日々を過ごされています。
そこの奥様が、私を見ると必ず、ご挨拶の後に
「いつも、元気ね~」
と、付け加えます。
私も、風邪もひくし、凹んで肩を落として歩いているときもあるのですが・・・。
蟻とキリギリスのキリギリスみたいと思われてるのかしら?
などと思ったりもしますが、これはほめられていると思うことにしています。
そこで、3夜連続
「女が愛に生きるとき」
から、今夜は、
ほめ魔
という見出しから。
元来、男性より女性の方が「ほめられたい」という願望が強いのはなぜか?
聖子さん曰く
女は感情の動物だからでもあろうし、女は生来おめでたく、ほめ言葉やおだてに乗りやすい尻軽さもあるだろうし、ほめられて果たしてそれに価するかと内省するような深刻な思索癖が少ないせいもあるだろう(それは悪い癖ではないが)。
また虚栄心もある。
女は生まれつき、ほめられ好きで、目を皿にし耳をひったてて、ホメ言葉をさがしている。
ほめそうな気配をみつけると身をすりよせてゆく。
あいての目に浮かんだ賞賛のいろは決して見逃さない。
そうですよね、女性は褒められることが、だ~いすきです。
それがお上手だとわかっていてもね。
では、どういうほめられ方をされると女性は一番喜ぶかと言うと
やっぱり女は、天上天下われ一人、というほめられかたをしたい、ほめ上手にとって唯一無二の人でありたいという、そういう心の奥底の願望があるのではなかろうか。
あなたのような人ははじめてだ、というほめ言葉が女にとって最大の讃辞であるのをみても、それはわかる気がする。
ふふふ・・・確かにオンリーワンと言われたら嬉しいわよね。
私は別な意味で
「あなたのような人ははじめてだ、こんなミスをするなんて」
って、職場で言われたことはありますが・・・。
聖子さんこの項で最後にこう書かれています。
しかし、誰もほめてくれなくても、そして誰も、無言の讃美のまなざしを送ってくれなくても、女はクサってはならぬ。
自分を見失わず、自分を見放さず、自分自身に自信をひそかにもって、生活しなくてはいけない。
ですって。
誉められて伸びるタイプと、けちゃんけっちゃんにけなされて「なにくそ」と奮起するタイプがあります。
でも男性ならともかく、女性は、ほめられてなんぼのもん的なところが多いにありますね。
「今日の、お味噌汁美味しい~」
これ一言で、よっしゃ~っていう気になりますし、
会社でも、ここはちょっと気を使っていると自分が日頃から思っていることに気付いてくれたりしたら、もうその日は、一日、ご機嫌です。
しかし、だ~れもほめても気づいてもくれないときは、自分で自分をほめちゃいましょう!!!
あ~今日も、いいブログが書けたわね~。
by自分。
今日の私の小さな幸せ
サラ・ブライトマンが初のクリスマスソングを出しました。
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しっかり視聴ができます。