小さな幸せ

小さな幸せの見つけ方感じ方の達人をめざして!

気を廻す女

2008-11-19 23:40:22 | 読書

 

ナンキンハゼ

 

今年一番の寒さ。

ストーブを、出しました。

 

今夜は、おでんにしました。

夕方お買い物に行ったら、厚揚げが売り切れていました。

おでんだねも残り少なかったです。

今夜のおかずがおでんだった家、結構多かったかもね。

 

公園のナンキンハゼの葉がクルクル回りながら、散っていました。

 

では、今夜もいきます。

 

「女が愛に生きるとき」

 

え~もうお腹一杯ですって?

まあ、まあ、そうおっしゃらずに・・・・。

 

葉っぱがクルクル回るのをみたところで、今日は

 

「気を廻す女」から。

 

聖子さんは男の気の廻し方と女の気の廻し方は違うと書かれています。

男の気の廻し方はスケールが大きくて面白いって。

 

ああかこうか、と四辺からボーリングしていって、真実の泉を掘りあてようとする。

地下水脈をさぐろうとするやりかたである。

いろんな情報や資料や、自分の知性から判断して割り出して、真実の位置を手さぐりできめようとするところがある。

 

確かに、男性の方が、視野が広いし、客観的な判断ができますよね。

そして、ロマンチスト。

歴史上の人物のことを、一緒にお酒でも飲んだことがあるかのように、しゃべりはじめることがあります。

でも、そういう時の顔って、結構いい!

 

さてさて、女性の気の廻し方です。

 

「嫁姑100年戦争」が起きるのも、それぞれの気の廻し方に温度差があるせい。

廻し過ぎても悪いし、廻し足りなければもっと悪いし。

難しいよね~。

気難しい人がいる職場も、いらない気を廻して疲れます。

あ、今日は、機嫌悪そうだな?

とか。

 

いつも人間は自信満々というわけにはいかない。

また、いじめられているという疑いや、誤解されている、悪意をもたれているのではないかというひがみもある。

けれども、それを自分中心に結びつけているかぎり解消しない。

・・・・・

相手が少々どう思っていようと、そこまでこの忙しい世の中に、裏の裏を考えることもないではありませんか。

気の廻しかたをかしこく上手に廻すこと。

それから、目を廻しても気を廻してはいけない場合、それは長く生涯を共にする人との人間関係である。

私は、人間の善意を信じていきてゆかなければ、どうしようもない気がする。

とりあえず、とりあえず私は言葉の表面のいい部分だけをとることにしている。

私は人生の美食家である。

by 田辺聖子さん

 

いや~聖子さん、やっぱりいいこと言いますね。

 

週末、大事な大事なお客様がくるけれど、大丈夫かしら?

上手くやれるかしら?

いや、いや、気を廻してもはじまらない!

なるようになるか~。

 

今日の私の小さな幸せ

 

おでんのなかで、餅きんちゃくが一番好き。

 

コメント (8)
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口説かれ上手

2008-11-19 00:03:31 | 読書

 

枯れ葉と象さんの足

 

くどく、今夜も

「女が愛を生きるとき」

から。

そこで、今日の見出しは、

「くどい女」

 

くどい→くどく

 

これはなかなか知的作業で、人間心理にふかく通じ、倦まずたゆまずの根気よさと自信がなければできないことで、だから一見、女性的な求愛方法にみえるが、男性のほうがうまいのはあたり前である。

 

と、聖子さん。

今、毎朝「だんだん」で芸能マネージャーの石橋っていういけすかん男が、二人の女の子をかき口説いています。

聖子さんが言われとおり、人間心理をうまくあやつって、自信たっぷりにしゃべっています。

「声が聞けてうれしい」

だの

「顔が見たかった」

だの、

恋に免疫のない女の子が勘違いするようなセリフばかり言ってます。

「どうして、故郷を捨てたか聞きたい」

と言えば

「契約してくれたら教えてやる」

ですって!!

怒るよ、本当に!!

 

昨日の「ほめ魔」のところで聖子さんもこう言ってます。

 

女たるもの、ゆめ油断してはいけない。

ほんとにほめてくれる男性ならいいが、そして、それが愛のロマンスへと美しく結実する、というのなら願ったりかなったりであるが、女をほめて女が悦に入るのをニヤニヤと心中せせら笑って見ている、というようなタチのわるい「ほめ魔」の男性が横行している現代、くれぐれもご注意がかんじんである。

 

あ~、のぞみちゃん、恋する気持ちはわかるけどね~。

せつないね~。

 

口説くのは男性がお上手。

でも、くどく言うのは女性の専門分野。

聖子さんが書いているここの部分で大笑いしたのですが・・・。

 

「くどいぞ!」

と亭主が一喝、

「何がクドいんです、あたしがいわないという人がないじゃないの、だからいやでも文句をいわなきゃならないのよ」

そういう奥さんのほうは、旦那さんと違っていうたびに初めていうような感じでいっているだから、何べんくり返そうが新鮮な気持ちなのだ。

 

そうですね、何度でも言いますよね、子供にも。

ずっと昔のことまで引っ張り出して。

 

女のくどさというには、女性の長所で人類の発展に貢献していると聖子さんも言ってくれています。

でも、

あいてと心のふれ合いを一脈残しておきましょう!って。

白黒つけなくて、ネズミ色位でとどめて、サッと引き上げる方が賢明な時もあるから、そこのさじ加減はわすれないように、ということでしょうね。

 

まあ、ながく夫婦やってると、これ以上言ったらだめだなっていうのがわかってきます。

若い時は、仲直りする喜びのためにケンカしたようなことも(確かあったような・・・)

でも、今はけんかすると後が面倒くさくて。

ゴミ出しも、たのめなくなるしね。

(昨日のブログ、ゴミ出しでお隣の奥さんにあうって書いたとこ、夫が読んで、あれ、ゴミ出しって俺がしてない?って)

 

職場で

「ジュエリーの展示会に行かない?買わなくてもいいのよ!見るだけでいいの!」

って口説かれてます。

口説かれ上手だわ、私。

 

今日の私の小さな幸せ

 

なんか、近頃真面目に更新しています!

 

コメント (10)
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