小さな幸せ

小さな幸せの見つけ方感じ方の達人をめざして!

ポッポッポッ鳩ポッポッ♪

2006-02-19 23:02:05 | 小さな気付き

今日は雨水(うすい)。

雪が雨に変わり、草木の芽が出始めるころ。二十四節季の一つ。

庭のあちこちの枯れ葉の下から、植えっ放しにしていた球根やこぼれ種がにょきにょきと芽を出し始めています。

「今年もこんにちは。」

この嬉しがらせる芽の出る状態を下萌えと呼ぶそうです。

萌えっていう字面、好きだったのですが、どうも昨年からイメージが・・・。

萌え~!!!! う~ん、ようわからん、女の私には。

 

朝、コーヒーを飲みながら窓の外を眺めていたら、キジバトのつがいが飛んできました。

金木犀の木の中に二羽で入っていきました。

どうやら巣作りする所を探しているようです。

数年前の夏、緑の葉に覆われた梅の木に、キジバトが巣を作った事がありました。

二個の卵を産み、雄と雌が交代で抱き、無事、雛がかえったのですが、それからが大変。

キジバト一家を次々に天敵が襲います。

日頃目にしたこともない黄金色をした、いたちが梅ノ木の下をウロウロ、チョロリョロ。

カラスは向かいの屋根の上からカ~カ~と鳴きながら、虎視眈々と眺めているし・・・。

雛も大分産毛も生えてきた頃、余りキュ~キュ~烈しく鳴くので、巣のほうを見ると、へ、へ、へびが巣の中にニョロニョロ進入しているところでした。

ぎゃ~とキジバトの赤ちゃんと同じ位恐怖で固まってしまいました。

へびなんて捕まえることなんてできっこないし、ただ、

「だめ、だめ、シッツ、シッツ」

て言う事くらいしかできずにいると、キジバトの親がいつもと違う鳴き声を聞きつけ飛んできました。

しかし、一羽だけは巣から落ちてしまい、しばらくして息をしなくなりました。

もう一羽は助かりその後も元気良く育っていきました。

しかし、飛べないのに巣から落ちます。

落ちたら下でいたちが口を開けて待っています。

家族でローテーションを組んで、留守にしないようにし、落ちたら巣に戻してあげました。

そして、たまたま日曜日、家族がみんないる前で親鳥に導かれるように巣立っていきました。

なんか気が抜けたような感じの数日後、家の前の電線に3羽の鳩が小さめの鳩を真ん中にして我が家のほうを見ているのに気付きました。

絶対我が家にいたキジバトの親子に間違いないと思いました。

ひょっとしたらそのうち家の前に米俵があるかも、なんて思ったのですが、まだ届きません。

今日の金木犀に飛んできた鳩はひょっとしてあの子が大きくなってベターハーフを連れてきたのかな?

でも、日当たりはいいけど、家賃が高かった(?)か、金木犀から飛び去ったつがいを見ながら、ほっとしたようなちょっと残念なような複雑な気持ちでした。

 

今日の私の小さな幸せ

待ちに待っていた沈丁花の花がほころびはじめました。

もうすぐ甘く甘く香ります。

 

 

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すみません

2006-02-19 02:22:54 | 小さな気付き

サッカー・キリンチャレンジカップ2006

「日本×フィンランド」

小笠原選手のロングシュートにびっくり仰天。スゴッ!

ちょっと気難しげで偏屈そうな小笠原選手好きですね。

 

その後チャンネルまわしているとBSで「奇跡の人」。

ついつい見入ってしまいました。

実話なんですよね。来日もされた事があるんですね。

 

さぁ、今日もいきま~す。↑(前振りです)

骨折する前に借りていた本を図書館に返却に行きました。

「お願いします。」

と返却カウンターに本を返し、バーコードを通し終わるのを待っていました。

「あ、まだ一冊残っていますよ。それに返却期限も過ぎています。」

と係りの女性。心なしか眉は上がり口角が下がっています。

「え?なんていう本ですか?」

「藤本義一の女性の素敵発見です。」

と私のほうに画面を向けながら言う声が冷たく聞こえました。

「すみません。」

と頭を下げながらその場を後にしました。

2~3歩、歩いて、そうか、あの本2階で読んでいたから持ってくるのわすれたんだわ。

又2~3歩、歩いて、でもさ、確かに遅れた私が悪いんだけど、あんな言い方しなくても・・・。

又数歩行きながら、ここの本、み~んな貴方のもんなん?ちゃうじゃん!ここ県立だし~、私一応税金は払ってるし~・・・。

図書館出るころ、エキサイチング、フャイヤ~!!!!

ふふふ・・でも外に出てしまうと、不愉快な気持ちは次第に治まり、彼女も仕事なんだよな~。

でも、私の心のお気に入りに入っている昨日の看護師さんのような笑顔で同じ事を言われたら、即行、家に本をとりに帰ったと思います。

私すこし怒りっぽくなっているようです。反省反省。

 

そうかも知れない。私は、たしかに、いけなくなった。くだらなくなった。

いけない、いけない。弱い、弱い。だしぬけに、大きな声がワッと出そうになった。

ちぇっ、そんな叫び声あげたくらいで、自分の弱虫を、ごまかそうたって、だめだぞ。

もっとどうにかなれ。

太宰治著 「女生徒」より

 

私の小さな幸せ

春の可愛いお花の苗を買ってきて寄せ植えしました。

コメント (8)
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