かわいいお客様でしょ?
庭の山椒の木にいたんです。
なんかにくめない、愛くるしい顔しています。
大きくなって、何になるの?
蝶?
秋に?
ま、いいか・・・。
元気に羽ばたいていってくれれば。
虫嫌いな人はごめんなさいね。
今日、友達から秋便りが届きました。
「思春期の時は秋が嫌いだったのに、今は好き。
ピンクのコスモスやイチョウの黄金色にもあえるし、紅葉にもヨッ1年ぶりなんて言える」
って書いているんです。
若い時、秋が好きでも歳を重ねていくと秋が嫌いになる人が多いのに。
季節でも、食べ物でも人でも嫌いなものが一つでもなくなるって嬉しい事ですね。
秋が好きな人にも秋にさみしさを感じる人にもちょっと優しい詩を。
「つくつくぼうし」
せみのなかでは
つくつくぼうしが
いちばんいい
つくしこいし
つくしこいし と
なくせいかもしれないが
あのこえをきくと
やさしいものが
よみがえってくる
坂村 眞民 全詩集 第3巻より
子供の頃から毎年つくつくぼうしがなきだすと
夏が終わって秋がくると思い
さみしい気持ちになっていた。
でもこの詩を読んでから
つくつくぼうしがとてもいとおしく思えるようになった。
あなたはつくつくぼうしも秋もお好きですか?
今日の私の小さな幸せ
友達からの嬉しい秋便りが届いた事。
風邪気味で心も一緒にへこんでいただけにとびっきりのお薬でした。