布団カバー作ってます、ちくちくと手で縫って呆れるほどのスローペース

・・・どんなに真面目に作っているかを頼まれてないけどお知らせするわ。睡眠や生活の向上に微力を発揮すると経験しているから。

「ゆくりなくも」に憧れる

2014年07月30日 | 日記 
「ゆくりなくも」と言う言葉をご存知でしょうか?
雲でも、蜘蛛でもありません、オールひらがな。

ふいに・突然に・予兆もなく・・というような意味で「ゆくりなく」でも可のようです。
さまざまな書物や文章に使われているでしょうが、
私は道尾秀介さんの小説「カラスの親指」を読んでいて、思わず立ち止まりました。

分かるような分からないような気がして意味を調べ、
流れる語感が気に入り頭の中で繰り返し唱え、ついには呪文のようになりました。
自分でも使ってみたいけど、オマエに使いこなせるか?感がどこからともなくヒタヒタ。

なので思いっきりフィーチャーしてタイトルにしたわ。
が、正しくは「『ゆくりなくも』を使うことに憧れる」かな、何かしまらない気がする。
なのでこのままぱっくれよう。


今回書くために作家さんのお名前を確認したら、なんと映画化されて11月から公開とな。
うん、面白いお話だったから良いかも。

カラスに親指って無いでしょ?と思うよね。
で、「カラス」の意味を話そうと思ったけど、ネタばれになるからやめるわ、ごめんよ~。





さて、さて、布団カバー

カバーの角と角の真ん中を留めるための部品を作ります。
これまためんどくさ、もう修行か!?ってなくらいです。
修行はきちんとおさめてこそ文句も言える、なので作りました。



これを内側にセットして


表にしてふちを縫います、写真は1回目の様子



そして、まだまだ、道は続きます。