MASQUERADE(マスカレード)

 こんな孤独なゲームをしている私たちは本当に幸せなの?

『十手舞』

2024-03-15 00:59:08 | goo映画レビュー

原題:『十手舞』
監督:五社英雄
脚本:古田求
撮影:森田富士郎
出演:石原真理子/世良公則/夏木マリ/川谷拓三/地井武男/竹中直人/萩原流行/加藤健一/高田純次/渡瀬恒彦
1986年/日本

日本のバブルを象徴する日本映画について

 いくら原作が五社英雄と森幸太郎による劇画とはいえ、これは映画として酷過ぎる。町奉行さえも手を出せない影十手という特命を授かった捕吏たちを主人公にしたストーリーなのであるが、死刑を免れて影十手となった「まむしの弥助」たちが秘密裏に江戸町奉行の内海孫兵衛に首を斬られて声を出せなくさせる意味が分からないし、「まむしの弥助」が久しぶりに遭遇する娘のお蝶と手話で会話ができてしまうことも不自然で、途中で挟まれる石原真理子の新体操のリボンの演技と夏木マリのダンスも時代劇と反りが合わず、柿崎征三郎を演じた竹中直人の芝居がやたらとクドく、映画館で観ていたら途中で席を立っていたかもしれない。
gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/thetv/entertainment/thetv-1181944


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