オイディプスの刃
1986年/日本
主人公を食う‘妖刀’について
総合 40点
ストーリー 0点
キャスト 0点
演出 0点
ビジュアル 0点
音楽 0点
山口県下関の旧家の大迫家の家長である耿平が所有する名刀「次吉」と、後妻でラヴェンダーの香水づくりに勤しんでいる香子には明彦、駿介、剛生の3人に息子がいる。明彦は先妻の子供で、駿介は香子の連れ子で、剛生は2人の子供であるが、耿平と香子の謎の死をきっかけに家出をしてしまう剛生が、戸籍を借りて安村憲夫と名乗り、明彦と同じ「KATANA」という香水を一足先に発表することで、明彦の長い努力を水の泡としてしまう。しかしどうして剛生が顔の整形手術までして明彦に恨みを晴らすのかがよく分からず、剛生は産業スパイではないのだから、例え、似たような香水を発表されたとしても、その微妙な香りの違いこそが香水の醍醐味であるはずで、明彦の研究が無に帰してしまうというストーリー展開にも無理がある。
ラストシーンで、耿平の妹である雪代が、香子と不倫関係にあった刀の研師である秋浜泰邦と関係を持った理由を説明している。雪代によるならば秋浜と香子は子供たちを捨てて駆け落ちをするつもりだった。それを止めさせる目的で、刀に夢中になっている秋浜を誘う香子のやり方を真似た雪代が関係を持つようになったのであり、要するに3人の子供たちのために関係を持った部分もあるのだが、結局、駿介は雪代を名刀「次吉」で斬殺してしまう。
結果的には、「オイディプス」の悲劇のような人間ドラマを感じることは出来ないが、‘妖刀’「次吉」により完全に気が狂って自死してしまう駿介を主人公としたホラー映画として見るならば悪くはない。
幸子の紅白消滅!勝負曲売れず(日刊スポーツ) - goo ニュース
小林幸子本人が言っていたのか、あるいはただの噂だったのか定かではないが、小林の
新曲「茨の木」はさだまさしの作詞作曲とあって予約が1万枚を超えている、という事実は
どうやら無かったようである。1890枚という売り上げ枚数は、小林のファンは全員購入
したという数字なのか、あるいはファンにも見放された数字なのか興味深くはある。
それにしてもNHKの紅白歌合戦に新譜をリリースしていることが条件になっていることを
今回の小林の件で初めて知ったのであるが、それならば何故紅白常連のベテラン歌手
たちは毎年同じ曲を歌っているのか疑問が残る。