ローリング・ストーンズ・イン・ギミー・シェルター
1971年/アメリカ
拳銃なのか‘影’なのか
総合 0点
ストーリー 0点
キャスト 0点
演出 0点
ビジュアル 0点
音楽 0点
アメリカの北カルフォルニアのアルタモントで無料コンサートを行なうと発表した記者会見におけるミック・ジャガーの「アメリカに手本を示したい。大集会での振る舞い方をね」という発言は、もちろん1969年、ニューヨークで行われたウッドストック・フェスティバルを意識したもので、自分たちならばもっと上手く出来ると思っての発言だったのであろうが、結果的には、ロックシーンの歴史で最悪のコンサートとして語り継がれることになる。
それまでローリング・ストーンズは全米をまたいだツアーコンサートを行なっていたのであるが、それでもチケットが取れなかったという多くのファンの要望で、無料コンサートが企画されたことになったのであるが、1969年12月6日に行われたアルタモントのコンサートの前日に、ストーンズのニューアルバム『Let It Bleed』がリリースされているのだから、ちゃっかりプロモーションを兼ねているところが、商売人としてのミック・ジャガーらしいのだが、アルバムのタイトル「それに血を流させておけ」が翌日のコンサートの惨劇と符合してしまうところが不気味である。
普通のコンサートのドキュメンタリー映画となるはずが、事件のために、編集作業にミック・ジャガーとチャーリー・ワッツが立ち会って、あの時何が起こったのかを確認するという形式になっている。
クスリでおかしくなっていた18歳の黒人青年メレディス・ハンターがストーンズのメンバーを射殺しようとして懐から拳銃を取り出したために、ヘルス・エンジェルのメンバーであるアラン・パッサロがハンターを刺殺することになる。パッサロは逮捕されたが、本作の映像が証拠として採用され、パッサロは正当防衛が認められて釈放されるのであるが、あれが本当に、あるいは本物の拳銃であったのかどうかは微妙である。特に『欲望/Blow-Up』(ミケランジェロ・アントニオーニ監督 1966年)を観た後ではなおさらであるのだが、ブロウアップされるのがハンターの拳銃ではなく、ミック・ジャガーの顔というのも不思議で、いずれにしても怪しさだけが残る。
仏国営テレビが謝罪文書=サッカー川島選手の合成画像放映で(時事通信) - goo ニュース
フランス国営テレビ「フランス2」が13日夜に放映したバラエティー番組「オン・ネパ・クシェ」
において、12日に行われたサッカー日仏代表の国際親善試合で好セーブを連発した川島
に腕が4本ある合成画像を流し、司会者が「福島(の原発事故)の影響か」などとコメント
したことに対して、フランス2のジャン・レベイヨン社長は16日、「決して日本と福島第一原発
事故の被害者に失礼なことをするつもりはなかった。(日本に敗れた)仏代表チームを
からかう意図だった」と釈明したらしい。つまり腕が4本ある川島の合成画像は放射能の
影響という意味ではなくて、ただ福島の原発事故で発奮しているという意味だったのであり、
そもそも放射能が体に及ぼす害に関してそれほど関心は無かったようである。川島は以前
にも福島に絡めて中傷されていたが、川“島”と福“島”と韻を踏みやすいからであろう。