推理作家ポー 最期の5日間
2012年/アメリカ
小説家としての矜持について
総合
80点
ストーリー
0点
キャスト
0点
演出
0点
ビジュアル
0点
音楽
0点
警察の忠告を無視してハミルトン大尉が娘のエミリーの23歳の誕生日会として開催された仮面舞踏会中に誘拐された恋人であるエミリー・ハミルトンを救うために東奔西走するエドガー・アラン・ポーが、自ら執筆した推理小説に翻弄されてしまうというアイデアもさることながら、貧窮に苦しみながらも文筆だけで身を立てようとした最初の小説家としての矜持を感じさせるラストシーンについて言及しておきたい。
植字工のイヴァン・レイノルズに毒を飲まされながらも、誘拐されたエミリーを見つけ出すポーではあったが、病院に行くこともなく死を覚悟して現場から離れてしまう理由は、もしも一連の事件の犯人が明らかになってしまうと、ポーに傑作を書かせたとしてレイノルズが‘英雄’扱いされてしまう可能性があったからであり、ポーにとっての‘ミューズ’はエミリーである以上、世間の噂話としてさえも余計な誤解は避けたかったのである。
「彼の名前はレイノルズ」というポーの最後の言葉を聞いたエメット・フィールズ刑事はポーの小説家としてのプライドを察し、刑事としてではなくポーの親友として、今度はフランスでジュール・ヴェルヌに傑作を書かせようとしていたレイノルズを馬車の中で‘暗殺’したのである。一緒に犯人を追っているうちに自然と芽生えた友情を粋な演出で見せるところが素晴らしいと思う。
森口氏「調査に協力」=iPS問題、東大が事情聴く(時事通信) - goo ニュース
人工多能性幹細胞(iPS細胞)を心筋細胞に変え移植治療に使ったと発表した森口尚史は
「関係者の方々に結果的に迷惑を掛け、大変申し訳なく思っている」として特任研究員を
務めている東京大付属病院に辞意を伝えたらしいが、クビにされる前に自ら辞めたという
ことでしかない。1回だけ実施したと主張する移植について「私は自信を持っているが、
客観的な機関の調査に協力する段階で資料などを提示させていただく」と、いまだに
移植治療をしたことだけは譲らないようであるが、この場合の“客観的な機関”というものが
何を指すのか分からない。マサチューセッツ総合病院を始め、今のところ関係する全ての
機関に否定されている中、森口を肯定出来る“客観的な機関”の登場が楽しみではある。