劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル
2010年/日本
テレビドラマの演出で冴える才能
総合 30点
ストーリー 0点
キャスト 0点
演出 0点
ビジュアル 0点
音楽 0点
テレビドラマの「トリック」などを全て視聴しているわけではないのだが、劇場版TRICKに関して言うならば、他者との交流がない閉鎖的な村で湧き上がりがちな迷信をユーモアとともに打ち砕く部分に面白さがあると思う。『トリック劇場版』も『トリック劇場版2』も‘2時間ドラマ’としては決して悪い出来ではなかったと思うが、この『霊能力者バトルロイヤル』はネタの処理の仕方が荒いような感じがした。高階美代子の殺され方もすぐバレそうな有様であり、伏見達郎は結局何故あのような死に方になったのか分からない。もちろん冗談だと言ってしまえばそれで済むのだろうが、骨格となるストーリーがしっかりしていることではじめて小ネタが生きてくるはずなのだから、冗談では済まない部分だと思う。ラストも鈴木玲一郎が刺されたまま死んでしまい、鈴木玲一郎を刺した中森翔平がその後どのようになったのかも描かれないままで、まるでプロットを処理しきれなかったために無理に山田里見を登場させて‘OK牧場’でごまかしたようにしか見えなかった。それに生瀬勝久の扱いは余りにも気の毒である。堤幸彦監督の前作『20世紀少年』は完全な失敗作だったはずだが、‘大風呂敷’を広げ過ぎるとどうしていいのか分からなくなってしまう傾向を感じる。
?…山岡議員、新潮記事名誉棄損の賠償請求放棄(読売新聞) - goo ニュース
民主党衆院議員の山岡賢次国会対策委員長は自ら起こした名誉毀損の賠償請求
を「全部弁護士に任せている。毎日忙しく裁判をメインにやっていく訳にはいかない」
として請求を放棄したそうである。しかし国会議員の資質が問われているのに、忙殺
を理由に請求放棄というのは理由として成り立たない。裁判などいままでもメインに
して議員活動していたわけはないし、全部弁護士に任せているのであるのならば、
今後も全部弁護士に任せればいいだけである。このような裁判の場合は記事の
裏付けとなっている提供された資料が捏造されたものだと証明すれば済むだけの
ものである。こんな“簡易裁判”の自らの請求を放棄する奴はおらんやろ。