イキガミ
2008年/日本
問題なのは映画なのか原作なのか?
総合 0点
ストーリー 0点
キャスト 0点
演出 0点
ビジュアル 0点
音楽 0点
この作品は命のあり方を問い直すというコンセプトで制作されたと思うが、残念なことにそれ以前に映画として破綻してしまっており、命の前にこの作品自体を問い直さなければならないだろう。
「みちしるべ」という主題歌を作ったのは森尾秀和なのだが、プロとしてスカウトされるのは何故か田辺翼の方である。てっきり田辺のヴォーカルが買われたのかと思いきや、メインヴォーカルは達彦の方で田辺はギターとコーラスに甘んじている。ということは田辺翼はどのような理由でスカウトされたのかよく分からない。
滝沢直樹が警官から銃を奪って母親の滝沢和子を撃とうとするシーン。滝沢直樹が発砲した後、何故か群衆の一部がわざわざ直樹と和子の間を縫って逃げているが、通常銃弾が通過しそうな場所を通って逃げることはないし、逃げる子供を救う母親を見た直樹が自分と母親の昔を思い出すシーンが説明不足であり、撃つ素振りを見せていない直樹を刑事が射殺する理由も理解し難い。
角膜の移植手術を受ける飯塚さくらを病院総出で騙すシーンがあるが、飯塚さくらの周りにあれだけ患者たちが群がってしまうと盲目のさくらがその気配を感じて怪しむことは間違いない。明らかに演出ミスである。
ツッコミどころ満載の駄作と断定しておきたい。
「超」記憶法の著者「収入記憶できず」脱税(読売新聞) - goo ニュース
先日も脳科学者と称している茂木健一郎が印税や講演料など約4億円の所得の
申告漏れを指摘されていたが今度は「世界最速『超』記憶法」などの著書で知られる
通信教育業「つがわ式」の津川博義社長が、約4378万円を脱税したとして、鳥取
地検が津川社長を所得税法違反で在宅起訴したそうだ。他人に脳を酷使させる
当事者が何故自分の脳を使いこなせていないのか不思議でならない。今回の件で
脳を商売に利用している人間は信用できないことになった。つまり“脳科学”という
ものは占いレベルであり、新興宗教のようなものであろう。茂木健一郎はいまだに
自説の“クオリア”を自身で定義できないままで平気でいられる脳レベルなのだ。