蘊蓄cafe

-日々発見、身の回りの話題 【うんちくカフェ】-

てくてく新大久保01

2007年10月08日 | てくてく

 少し前のNHK教育テレビ・ハングル講座(韓国語講座)で、新大久保のコリアンタウンを紹介していたのを思い出した。韓国関係のお店が集まっているブロックがあるという。
 で、雨が降ったり止んだりという天気の中、近場の新大久保を歩いてみた。スーパーが目当ての一つなので、JR新大久保駅から線路沿いに職安通りに向かう。


「麗しのサブリナ」

2007年10月06日 | 音楽・映画レビュー
[感想:★★★★-:ぜひ勧めたい!]
 オードリー・ヘプバーンハンフリー・ボガートの共演によるビリー・ワイルダー監督のユーモアに富んだロマンティック・コメディ。オードリーにとっては「ローマの休日」の1年後の作品になる。
 この映画は、もともと舞台で上演される予定だったものをパラマウントがオードリーのために映画化したものだ。当初、兄のライナス役はケーリー・グラントだったが、撮影の1週間前に降板したためハンフリー・ボガードに代わったという(ケーリー・グラントとオードリーは、後の「シャレード」で共演している)。ハンフリー・ボガードは54歳のオジサンでこの映画公開の3年後に肺癌で亡くなっている。パリから帰ってきてからのオードリーの衣装が華麗ですばらしいが、オードリーの依頼でジバンシィ(GIVENCHY)が担当したという。
  ライナスが「七年目の浮気」のチケットを頼むシーンがあるが、「七年目の浮気」はビリー・ワイルダー監督が「麗しのサブリナ」の次に作成した(この時は撮影することになっていた)映画だ。気が付かれただろうか。
 脚 本は何度も推敲され、撮影が始まっても完成していなかったため、監督がオードリーに仮病を頼み時間を稼いだという裏話がある。失恋する者も出るのだが、心 地よさが溢れるエンディングになっている。オードリーの魅力溢れる作品である。

ぽすれん・レビューAmazon・レビュー
監督:ビリー・ワイルダー
出演者:オードリー・ヘプバーン、ハンフリー・ボガート、ウィリアム・ホールデン、ジョン・ウィリアムズ
Story:
“永遠の妖精”オードリーが主演、サブリナ・パンツという流行まで生み出したシンデレラ物語。富豪ララビー家のお抱え運転手の娘サブリナが、一家の次男デビッドに失恋しパリに旅立つ。2年後、美しく変身した彼女にデビッド始め誰もが心を奪われる。(麗しのサブリナ)

「十二人の怒れる男」

2007年10月06日 | 音楽・映画レビュー
[感想:★★★★-:ぜひ勧めたい!]
 「十二人の怒れる男」 は、個性的な1957年の米国映画だ。まず、テーマが地味で、かつ舞台がほとんど一室だけにもかかわらず、このような映画ができることが驚きである。謎解 きの面白さと話の展開が実に見事というほかなく、映画好きには、外すことができない作品だろう。監督は、俳優・演出家から転向したシドニー・ルメットで、 この映画が彼の初作品である。撮影期間はたったの2週間だという。男達が義務を果たし自分の生活に戻っていく最後のシーンの空気もいい。

ぽすれん・レビューAmazon・レビュー
監督:シドニー・ルメット
出演者:ヘンリー・フォンダ、リー・J・コッブ、エド・ベグリー、マーティン・バルサム、E・G・マーシャル
Story:
ヘンリー・フォンダが製作・出演、裁判での12人の陪審員たちの討論を丹念に描いた、映画史に輝く傑作ドラマ。殺人容疑の青年に対し、11人の陪審員が有罪と判定したが、1人の陪審員が異議を唱えたことから白熱の討論が始まり、緊張した時間が流れる。(十二人の怒れる男)

「囲碁が10倍おもしろくなる本」

2007年10月03日 | 囲碁
[感想:★★★★-:ぜひ勧めたい!]
「囲碁が10倍おもしろくなる本」(横内 猛著、誠文堂新光社)

 書名のとおり無茶苦茶面白い!昨日買って半日で読んでしまった。
 棋聖戦の観戦記者を務めた筆者が、囲碁とは何か、アマとプロの違いは何か・・・などについて書いており、目から鱗がボロボロ落ちること請け合いである。 これまで一度も読んだことがない、プロでさえもうまく説明できていなかった「囲碁というゲームの本質」を明快に解き明かすことに成功した類い希な一冊であ る。

 例えば、「囲碁は陣地を取るゲームではない」という。初心者は「地を囲いあうゲーム」と教えられるために、挫折したり、どこに打て ばよいか分からなくなる。また、驚くべきことに中国には「地」に相当する言葉も「地という概念」もないという。そこで、筆者は囲碁とは「石を囲うゲーム」 と説明する(石を取るという意味ではない)。「石を囲う」とは何ぞや!? この本を読めば、囲碁に対する考え方が全く変わり(プロの考え方に近づき)、初心者に対して如何に囲碁を教えれ ば良いかも明確になるだろう。

 また、「同じ囲碁という言葉を使いながら、実はアマチュアとプロはまったく別の姿を描いている」という。七番勝負でプロは、我々アマチュアに見えないところで戦っている。囲碁の奥の深さを教えてくれるのだ。ぜひお勧めしたい感動の一冊である。

  記事に関連する棋士を欄外で紹介しているのも興味深い。因みに小林光一氏についての説明の中で「・・妻の礼子さんは・・後年ガンに蝕まれながら手術を拒み 「治るも治らぬも天命」と周囲にいっさい病気のことを知らせず、妻として、母として、棋士として闘い続けた・・」と、光一氏本人よりスペースを割いて紹介 されている。

仲直りかお?

2007年10月02日 | Weblog
 「しょこたん中川翔子)のブログ」を見ていたら、「切られたマツゲ事件」以来、冷戦状態が続いていたしょこたんと桂子ママが仲直りした?模様。 事件から仲直りまでの気持ちが、実に正直にブログに現れていて面白い。

 ところで、最近、しょこたんの友達の「あかりん小明)」や「きゃんち喜屋武ちあき)」のブログも妙に面白かったりする。特に、あかりんは、最近、台湾に留学したばかりで、掲載される写真のセンスはなかなかのもの。  

 しょこたんも、あかりんも、昔は引きこもりだったという。いつも群れていて「自分」がない人よりも、個性的で、はるかに魅力的だと思うのだが。