ひとりごつ

ラヴ・ピース・フリーダム

旅の計画

2010-11-29 03:10:43 | おしらせ
今週はサンクスギビングで日本のゴールデンウィーク並みの大型連休でした。

一週間のんびりしたらまた学校の勉強への活力が湧いてくるんじゃないかと思ってたんですが、どうもやっぱり消化試合の感覚でどうしようもないです。

少なくとも単位落とさないように明日から頑張らにゃのう。


ところで卒業後一月からの旅程について書いとこうと思いまして。

旅行記は毎日リアルタイムでってわけには行かないと思いますが、要所要所で更新していくつもりです。


まず今回の旅は三部に分けました。

二ヶ月半とゆう短い時間で長い道のりになるので、予定をきっちり組むのはムリがあるし、かといってのんびりだらだらではまわり切れない。

そこで一部ごとに日にちを割り振り、各部の中で帳尻が合うように現場で柔軟に調整していこうと考えたわけです。


①チャイナ(大連、長春、北京)→モンゴル(ウランバートル)→ロシア(モスクワ、サンクトペテルブルグ)→エストニア(タリン)→ラトビア(リガ)→リトアニア(ヴィリニュス)→ポーランド(ワルシャワ、グダニスク、クラクフ)→ウクライナ(キエフ)

この道程を35日で踏破する予定です。

基本的に鉄道での移動になりそうです。

チャイナやポーランドで思った以上に時間食ってしまいそうなんですがバルト三国を素通りしたりとそうゆう意味では調整が結構効きます。

ロシアではビザが必要になるんですが、これもちゃんと打開策を調べておきました。それについては近いうちに書こうと思います。


②ウクライナ(クリミア半島、オデッサ)→モルドバ(キシナウ)→ルーマニア(ブカレスト)→セルビア(ベオグラード)→ブルガリア(ソフィア)→トルコ(イスタンブール、アンカラ)

これは20日で。

時間に余裕があればギリシャのアテネなんかも見たいんですがちょっと難しそうです。

モルドバやブルガリアにはあまりこだわりはないのでここを削ってギリシャを入れるってのもありですが。

ここら辺は入国手続きで困るようなこともなさそうなエリアです。


③シリア(アレッポ、ダマスカス)→ヨルダン(アンマン)→イスラエル・パレスチナ(エルサレム、エイラット)→エジプト(カイロ、アレクサンドリア)

これも20日で。

中東だけに20日を分配するのは多過ぎるような気もしますが、やはり自分としては中東の空気ってのに触れたいって想いが強いので。

シリアやイスラエルなんかでの入国手続きがちょっと煩雑そうで、そこら辺も計算に入れときたいです。



そうゆう感じの卒業旅行計画です。

気持ち的にも社会人なってからの予定的にもこれが最後の長期バックパッキングだと思ってますので充実させたいです。

でもホントその前にちゃんと卒業しなきゃです。

Chef's TableとSkullcandy

2010-11-22 11:02:05 | 日常の話
最近は更新がなかなかできず。

学校は一応ミッドタームやペーパーも一通り終わって余裕がないわけじゃないんですが。

実は今、仙谷さんの暴力装置発言を聞いてから自衛隊と法についていろいろ調べています。

暴力装置とゆう言葉が論点みたいになってるけど、実は肝心のところは自衛隊員ってばどれだけ政治的権利を制限されるのかってとこだったんじゃないんですかね?

ちなみに彼の発言を聞いてから初めて自衛隊法をチラ見したりして自衛官が政治的活動を制約されてることを知りました笑

それで今は幅を広げて憲法や国際法についても独学してるところです。それでなかなかブログがとゆう感じ。


さて、今日は週末に行ったとこあったことをメモっておきます。

まずフライデーナイトですが、ユタでもトップクラスと呼ばれたChef's Tableとゆうレストランに行ってきました。
http://www.chefstable.net/


評判の割には残念ながら…です。

ピアノの生演奏はよかったですよ。

ただ夜景は木で隠れてあまり見えず。

さらに照明もちょっと明る過ぎかな。もうちょいムードが欲しい。

ウェイターさん達は米国のチープなレストランに比べたらレベルは高いです。

料理はちょっとしょっぱ過ぎな感じで。

まぁお値段が二人で結構食べて90ドルとかだったんで、こんなものかなと。



そして土曜日。

昼頃に友人の知り合いでSkullcandyなるヘッドホンメーカーで働いてる人がおりまして。

これが日本に進出といいますか、ウェブサイト作って売ってこうとゆうところで。
http://jp.skullcandy.com/

そこで日本人であるおれらにちょっと知恵を貸してくれとのことでその人に会ってきました。

まぁサイト行っていただければわかるんですが翻訳とか酷いです。

さらにどういった層をターゲットにしてるかもはっきりしておらず、いろいろ甘過ぎでした。


音質とかそういったクオリティは高くはないんですがデザインとかはまぁまぁおもしろいヘッドホンです。

ちなみにAKB48の『ポニーテールとシュシュ』とゆうPVをたまたま観ていたんですが、それで峰岸みなみって子が首に巻いてるヘッドホンがSkullcandyのヤツです。

AKB48ってあんまし自分の好みに合う人はいないし曲も全然聞いたことないんですが、この峰岸って子は顔と名前が一致する数少ないメンバーの一人です。

多分普通の顔でいい子そうだからかな、とにかく48人の中で目立ってはいますよね。

ビデオ流出とアビザイド大将

2010-11-12 13:32:19 | 学校の話
日本の友人とメールで「ビデオ流出についてどう思ってんの」みたいな話が出たので、自分が感じたことをそのままメモっておきたいと思います。

正直十分な知識とかもないのでホントに感想って感じなんですが。

まず第一に「本当に彼がしたの?」って気持ちがありました。

もしかしたらスケープゴートになったってゆうか、まぁこの数年後とかに彼がいい生活してたら怪しいですよね。

石原のガセネタかも知れないけど銛でついたとか、殉職したって話なのにそこが映っていなかったので、そうゆうとこ考えるととりあえず批判そらすために編集したヤツを流しとけってことなのかなとか勘ぐってみたり。

結局民主党は批判されまくり、海保は情報の管理の弱さで批判されまくりで誰が得したかを考えるとその説はなさそうですが。

あとは守秘義務についてですが、保安官を守れとゆう声もありますが日本が法治国家である以上厳重に罰するべきだと思います。

ビデオが機密かどうかって議論が出て来たらなんとも言えないですけど。

それとやっぱりビデオ公開するしないは高度に政治的な判断だと思うので、そこは主権者が選んだ政治家が決めることで保安官がやることではないですし。

っても船長の釈放を沖縄地検の判断でってことでやらせてる民主党がそもそも悪いんですけど笑


まぁそれはおいときまして、今日は米陸軍退役大将のアビザイドさんが我が大学を訪れ、お話をしてくれました。

やっぱペトレイアス大将のときよりは聴衆の入りも少なく、彼は別格だったんだなぁなんて思いました。

それでもアビザイドさん、グレナダ、レバノン、クルディスタン、ボスニア、コソボ、アフガン、イラクなどで指揮を執り、アカデミックの世界ではハーバードで中東研究の修士号を得ていたりと物凄いキャリアです。

話の内容はやはり彼の専門である中東についてでした。

メディアやパブリックは「残るか撤退するか」といったシンプルな問題にフォーカスしがちだけれども、本来もっと重点をおいて考えなければならない問題がいくつもあることを指摘していました。

特に四点を挙げていたんですが、
①スンニ派の過激派の台頭(アルカイダなど)
②シーア派の過激派の台頭(イランなど)
③アラブ・イスラエルの対立
④米国や世界各国の中東の石油への依存

基本的には「過激派はメインストリームではないので、中道の人たちに協力して極端なイデオロギーと闘えるようにしなければならないし、そのために軍事力だけでなく政府組織や教育といったソフトパワーをもって関与していく必要がある」といった話をしていました。

話の内容はともかく、それなりの経験、キャリアを積んできた(退役)軍人を実際に目の当たりにしてモチベーションが高まりました。

ペトレイアス大将のときほどではありませんでしたが笑

自衛官は軍人ではないとゆうのが個人的な認識ですが、それでも制服の持つ「重み」は世界のどの軍とも変わらないと思います。

自分も安全保障の現場に立って仕事したいですね、早く江田島に行きたいですわ。

3D映画

2010-11-10 13:13:05 | 日常の話
時代はやっぱ3D映画でしょうか。

でもおれはこのトレンドに一言申したい。

3D映画は目が疲れ過ぎる。


おれもこないだ初めての3D映画を体感してきました。

ちなみに観た映画は『SAW』。

地元の映画館で全然よかったんですが、一緒に観に行ってくれる人がホントに皆無だったので州都まで出かけたときにそこの友人と観に行ったのでした。

正直言って「うほー掴めそう」とかほざいて3Dに興奮してたのは最初の他の映画のコマーシャルでだけ。

本編が始まってからは目の疲れのほうが気になってどうしようもなかったです。


そして3Dにするなら映画自体を選ばなきゃならんなと思います。

例えばおれはアバターはDVDで観たんですけど、あのキレイな画像が3Dだったらちょっと嬉しいかもしれません。

なのにSAWの3Dってば肉片がこっちに向かって飛び散るようにしたりしたせいでリアリティーのほうが犠牲に。

本来その映画が大事にしなきゃならないようなものを犠牲にしてまで3Dにする意味があるんでしょうかね。


まぁ基本的に好きなときに止めれたりって自由さからDVDを好んで、あんまり映画館で映画を観ないおれにとってはどうでもいい話なのかなとも思っています。

金融政策がどうして経済に影響するか

2010-11-05 12:46:22 | メモ
米国中間選挙やカリフォルニアでマリファナを合法とするかって投票などのおもろいニュースが最近多いですね。

でも今日のWSJを一番賑わしていたのはFRBによる量的緩和、QE2だったと思います。

水曜日にFRBが6000億ドルに及ぶ米国債を八ヶ月かけて買い上げる計画を発表したんですがそれです。

日銀も週明けに包括緩和の一環としての国債買入を開始するとか。

今日は金融政策がどのようにして経済に影響を与えるのか、それについて整理しまとめておきたいと思います。


○伝統的金利チャンネル

-金利効果
金融緩和により実質金利が下がる
    ↓
投資が増える
    ↓
総需要が増える


-名目金利ゼロ時の緩和
金融緩和により期待物価水準が上がる
    ↓
期待インフレ率が上がる
    ↓
実質金利=名目金利ー期待インフレ率なので実質金利が下がる
    ↓
投資が増える
    ↓
総需要が増える



○その他の資産価格チャンネル

-経常収支への為替効果
金融緩和により実質金利が下がる
    ↓
自国通貨建ての投資に魅力がなくなる
    ↓
自国通貨が安くなる
    ↓
価格が安くなり自国の輸出品に競争力がつく
    ↓
経常収支が上がる
    ↓
総需要が増える


-トービンのq理論
金融緩和により貨幣需要以上に現金が増える
    ↓
必要ない現金を使い、株も買うので株価が上がる
    ↓
トービンのqは企業の市場価値と資本の買い替えコストの割合なので、トービンのqは上がる
    ↓
トービンのqが上がると企業は投資しやすくなるので投資が増える
    ↓
総需要が増える


-Wealth効果
金融緩和により前述の通り株価が上がる
    ↓
株価が上がり個人の資産が増えたように、豊かになったように感じる
    ↓
消費するようになる
    ↓
総需要が増える



○信用からの観点

-銀行融資チャンネル
金融緩和により銀行の準備金と預金が増える
    ↓
融資可能な額、ローンが増える
    ↓
投資が増える
    ↓
総需要が増える


-バランスシートチャンネル
金融緩和により株価が上がる
    ↓
企業の価値が上がる
    ↓
逆選択、モラルハザードの問題が少なくなる
    ↓
融資が増える
    ↓
投資が増える
    ↓
総需要が増える


-キャッシュフローチャンネル
金融緩和により金利が下がる
    ↓
企業のキャッシュフローが上がる
    ↓
逆選択、モラルハザードの問題が少なくなる
    ↓
融資が増える
    ↓
投資が増える
    ↓
総需要が増える


-予期せぬ物価水準チャンネル
金融緩和により予期せず物価水準が上がる
    ↓
企業の価値が上がる
    ↓
逆選択、モラルハザードの問題が少なくなる
    ↓
融資が増える
    ↓
投資が増える
    ↓
総需要が増える


とまぁ金融政策はいろいろな経路から経済に影響を与えるので、金利がゼロだからといってまったく金融政策に意味がなくなるわけではないんですね。

ただ今回のFRBの動きには効果も不明確、リスクも不明確とゆうことで反対論も根強いです。

一方で日銀は様々な金融資産の買入をしてマーケットへ直に金を注いでいく感じで、これはむしろ金融政策とゆうより財政政策の性格を持つものです。

どうでもいんですが日銀との面接で「こうやって中央銀行が市場にどんどん介入する傾向についてどう思う?」と聞かれました。

おれはしょせん本命へのつなぎなんだろとは分かってましたがマジメに「結果を見なければ判断は下せないし個人としてはやはり市場の機能に期待したい。が日銀はどこもやってないことをやってるとゆう意味で世界の先駆者だ」みたいに答えました。

あのハナから採用する気ない感じは面接ってより日銀のイメージ調査みたいな感じでしたね笑