ひとりごつ

ラヴ・ピース・フリーダム

ビデオ流出とアビザイド大将

2010-11-12 13:32:19 | 学校の話
日本の友人とメールで「ビデオ流出についてどう思ってんの」みたいな話が出たので、自分が感じたことをそのままメモっておきたいと思います。

正直十分な知識とかもないのでホントに感想って感じなんですが。

まず第一に「本当に彼がしたの?」って気持ちがありました。

もしかしたらスケープゴートになったってゆうか、まぁこの数年後とかに彼がいい生活してたら怪しいですよね。

石原のガセネタかも知れないけど銛でついたとか、殉職したって話なのにそこが映っていなかったので、そうゆうとこ考えるととりあえず批判そらすために編集したヤツを流しとけってことなのかなとか勘ぐってみたり。

結局民主党は批判されまくり、海保は情報の管理の弱さで批判されまくりで誰が得したかを考えるとその説はなさそうですが。

あとは守秘義務についてですが、保安官を守れとゆう声もありますが日本が法治国家である以上厳重に罰するべきだと思います。

ビデオが機密かどうかって議論が出て来たらなんとも言えないですけど。

それとやっぱりビデオ公開するしないは高度に政治的な判断だと思うので、そこは主権者が選んだ政治家が決めることで保安官がやることではないですし。

っても船長の釈放を沖縄地検の判断でってことでやらせてる民主党がそもそも悪いんですけど笑


まぁそれはおいときまして、今日は米陸軍退役大将のアビザイドさんが我が大学を訪れ、お話をしてくれました。

やっぱペトレイアス大将のときよりは聴衆の入りも少なく、彼は別格だったんだなぁなんて思いました。

それでもアビザイドさん、グレナダ、レバノン、クルディスタン、ボスニア、コソボ、アフガン、イラクなどで指揮を執り、アカデミックの世界ではハーバードで中東研究の修士号を得ていたりと物凄いキャリアです。

話の内容はやはり彼の専門である中東についてでした。

メディアやパブリックは「残るか撤退するか」といったシンプルな問題にフォーカスしがちだけれども、本来もっと重点をおいて考えなければならない問題がいくつもあることを指摘していました。

特に四点を挙げていたんですが、
①スンニ派の過激派の台頭(アルカイダなど)
②シーア派の過激派の台頭(イランなど)
③アラブ・イスラエルの対立
④米国や世界各国の中東の石油への依存

基本的には「過激派はメインストリームではないので、中道の人たちに協力して極端なイデオロギーと闘えるようにしなければならないし、そのために軍事力だけでなく政府組織や教育といったソフトパワーをもって関与していく必要がある」といった話をしていました。

話の内容はともかく、それなりの経験、キャリアを積んできた(退役)軍人を実際に目の当たりにしてモチベーションが高まりました。

ペトレイアス大将のときほどではありませんでしたが笑

自衛官は軍人ではないとゆうのが個人的な認識ですが、それでも制服の持つ「重み」は世界のどの軍とも変わらないと思います。

自分も安全保障の現場に立って仕事したいですね、早く江田島に行きたいですわ。