木曜は結構な大物が二人、大学を訪れてお話していきました。
一人はアシュンフェルターってエコノミスト、プリンストン大学の教授。
もう一人が米中央軍司令官、ぺトレイアス陸軍大将。
アシュンフェルターさんはうちの学部長の友人とかで呼ばれたのかな。
話の内容はビッグマック賃金てものについて。
ビッグマック指数ってのはもう有名と思うんだけど、二つの通貨を比較して購買力を測るってヤツ。
それを応用してマックの時給の差で国の賃金差を計れないかってゆう。
まぁ先進国では最低時給とか法で決まってるところもあるし、途上国ではマックは結構高級だったり、競争にさらされてなかったり。
そうゆうわけでジョークみたいなもんなんだけど結構おもしろかった。
例えば今住んでるこの町では大体一時間の時給は2.5ビッグマックだけど、インドでは一時間0.5ビッグマック。
おれが高1のときの時給とビッグマックのお値段で換算すると一時間2.54ビッグマック。
順番的にはデンマークやその他欧州諸国が飛びぬけて高く、日本が来て米国が来てたくさんの途上国。
そしてマックで働いてたおれに一番おもしろかったのは、日本のマックの生産性はビッグマックだけにしたら米国の1.2倍あること。
米国のマックがビッグマック一個作ってる間に日本では1.2個作っちゃうんだと。
それとビッグマック賃金の成長を見たけど、もちろんここ数年は通貨の上げ下げが激しかったからその影響もあるんだけど、日本の成長が落ち込んでた。
ちなみに学部長の娘がうちの大学の学生で、経済メジャーじゃないけどこの話を聞きに来てた。
目元が似てたからわかったけど可愛らしいのでびびった。大事なのはどこが似て全体はどうゆうバランスかってとこなんだな。
そしてもう一人、ぺトレイアス大将。
何者かってゆうとイラクやアフガンなど今問題になってる中東などの地域を管轄する米中央軍の司令官。
イラク戦争では第101空挺師団を前線で指揮し、後に治安維持にあたるなどして活躍、米国25人のベストリーダーに選出されたり。
ちなみにこの人もプリンストンの院を出てます。
プリンストンって名前がかっこいいわな、機会があったら行ってみたい。
この講演は人の入りがハンパなかったです。
七時開演、六時から場所開放ってことで六時に行ったら既に長蛇の列。おれはギリギリ会場に入れた感じ。
こないだカトリックの枢機卿呼んだときみたくスタジアムでやりゃよかったのに。
この講演には州知事も来たり、他大の学生も結構いたりとにかくビッグイベントでした。
またびびらされたのはこの大学のROTC(予備役将校訓練課程)の数。この大学のは学生が多いからってのもあるけど米国で最大規模らしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/5b/2d5931fb03ca34ab97393be222b06f48.jpg)
画質悪いんですけど見えるかな。
会場に二個大隊くらいが掛け声かけて行進する姿はなかなかの迫力。
当たり前ですが肝心の話自体はホント大したことなかったです。
まずはこの大学BYUに絡んだジョーク。BYUがいい兵士を育てる理由。
一つに挙げてたのが「どんな劣悪な環境でも、『This is the place!』と言ってキャンプできる」
これはソルトレークシティ開拓時代に遡る話で、モルモン教の第二代管長のブリガム・ヤング(大学の名の由来)がソルトレーク盆地に着いたときにそう言ったとゆうことで有名なんですけど。
当時何もない砂漠だったところに街を切り拓いたんだけど、そうゆうローカルネタ満載のジョーク。
それからも米中央軍の管轄がどこでどんな任務にあたっているかとかそうゆう話。
学生からの質問時間もあったけど、大事なことはそりゃ話せませんわな。
例えば「イランが核武装したら他の湾岸諸国に核の傘を提供するか」なんて質問。
制裁とかできることはやってる、それ以上は言えないと。
あとは「トルコの改憲後のパートナーシップはどうなる?」ってのには「トルコには輸送なんかで基地を使うけど中央軍の管轄下にない」。
ただ一個軍人らしい発言を聞けたのは、ある女の子の学生の「戦地の民間人の被害を少なくしようとして米軍に被害が多くなってるのでは?」とゆう質問に対する答え。
彼の答えは「我が軍の損害を最小にする努力はするが、戦略の失敗は戦術では取り戻せない」。
今米軍の力が圧倒的な状況で戦争はConventional Warfare(伝統的な戦争)ではなく非対称戦争がメインとなっている。
戦術的勝利で敵対勢力を一掃したところで戦略的失敗で民間人の怒りや反感を買ってしまえば状況はますます悪くなってしまうだろうと。
そうゆうわけで、まぁ普通のことと言ったらそうだけども、なかなか示唆に富む話も聞けてよかっです。
それ以上にモチベーションが相当高まりましたし。おれもこうゆう人たちと仕事してぇって思いました。
一人はアシュンフェルターってエコノミスト、プリンストン大学の教授。
もう一人が米中央軍司令官、ぺトレイアス陸軍大将。
アシュンフェルターさんはうちの学部長の友人とかで呼ばれたのかな。
話の内容はビッグマック賃金てものについて。
ビッグマック指数ってのはもう有名と思うんだけど、二つの通貨を比較して購買力を測るってヤツ。
それを応用してマックの時給の差で国の賃金差を計れないかってゆう。
まぁ先進国では最低時給とか法で決まってるところもあるし、途上国ではマックは結構高級だったり、競争にさらされてなかったり。
そうゆうわけでジョークみたいなもんなんだけど結構おもしろかった。
例えば今住んでるこの町では大体一時間の時給は2.5ビッグマックだけど、インドでは一時間0.5ビッグマック。
おれが高1のときの時給とビッグマックのお値段で換算すると一時間2.54ビッグマック。
順番的にはデンマークやその他欧州諸国が飛びぬけて高く、日本が来て米国が来てたくさんの途上国。
そしてマックで働いてたおれに一番おもしろかったのは、日本のマックの生産性はビッグマックだけにしたら米国の1.2倍あること。
米国のマックがビッグマック一個作ってる間に日本では1.2個作っちゃうんだと。
それとビッグマック賃金の成長を見たけど、もちろんここ数年は通貨の上げ下げが激しかったからその影響もあるんだけど、日本の成長が落ち込んでた。
ちなみに学部長の娘がうちの大学の学生で、経済メジャーじゃないけどこの話を聞きに来てた。
目元が似てたからわかったけど可愛らしいのでびびった。大事なのはどこが似て全体はどうゆうバランスかってとこなんだな。
そしてもう一人、ぺトレイアス大将。
何者かってゆうとイラクやアフガンなど今問題になってる中東などの地域を管轄する米中央軍の司令官。
イラク戦争では第101空挺師団を前線で指揮し、後に治安維持にあたるなどして活躍、米国25人のベストリーダーに選出されたり。
ちなみにこの人もプリンストンの院を出てます。
プリンストンって名前がかっこいいわな、機会があったら行ってみたい。
この講演は人の入りがハンパなかったです。
七時開演、六時から場所開放ってことで六時に行ったら既に長蛇の列。おれはギリギリ会場に入れた感じ。
こないだカトリックの枢機卿呼んだときみたくスタジアムでやりゃよかったのに。
この講演には州知事も来たり、他大の学生も結構いたりとにかくビッグイベントでした。
またびびらされたのはこの大学のROTC(予備役将校訓練課程)の数。この大学のは学生が多いからってのもあるけど米国で最大規模らしい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/5b/2d5931fb03ca34ab97393be222b06f48.jpg)
画質悪いんですけど見えるかな。
会場に二個大隊くらいが掛け声かけて行進する姿はなかなかの迫力。
当たり前ですが肝心の話自体はホント大したことなかったです。
まずはこの大学BYUに絡んだジョーク。BYUがいい兵士を育てる理由。
一つに挙げてたのが「どんな劣悪な環境でも、『This is the place!』と言ってキャンプできる」
これはソルトレークシティ開拓時代に遡る話で、モルモン教の第二代管長のブリガム・ヤング(大学の名の由来)がソルトレーク盆地に着いたときにそう言ったとゆうことで有名なんですけど。
当時何もない砂漠だったところに街を切り拓いたんだけど、そうゆうローカルネタ満載のジョーク。
それからも米中央軍の管轄がどこでどんな任務にあたっているかとかそうゆう話。
学生からの質問時間もあったけど、大事なことはそりゃ話せませんわな。
例えば「イランが核武装したら他の湾岸諸国に核の傘を提供するか」なんて質問。
制裁とかできることはやってる、それ以上は言えないと。
あとは「トルコの改憲後のパートナーシップはどうなる?」ってのには「トルコには輸送なんかで基地を使うけど中央軍の管轄下にない」。
ただ一個軍人らしい発言を聞けたのは、ある女の子の学生の「戦地の民間人の被害を少なくしようとして米軍に被害が多くなってるのでは?」とゆう質問に対する答え。
彼の答えは「我が軍の損害を最小にする努力はするが、戦略の失敗は戦術では取り戻せない」。
今米軍の力が圧倒的な状況で戦争はConventional Warfare(伝統的な戦争)ではなく非対称戦争がメインとなっている。
戦術的勝利で敵対勢力を一掃したところで戦略的失敗で民間人の怒りや反感を買ってしまえば状況はますます悪くなってしまうだろうと。
そうゆうわけで、まぁ普通のことと言ったらそうだけども、なかなか示唆に富む話も聞けてよかっです。
それ以上にモチベーションが相当高まりましたし。おれもこうゆう人たちと仕事してぇって思いました。