ひとりごつ

ラヴ・ピース・フリーダム

日本語レジュメ&国際協力銀行

2010-06-30 09:26:08 | 進路&就活の話
ボストンキャリアフォーラムへの参加企業が6月29日現在で48社となりました。ここ数日で二社増えました。

それで今日は「履歴書 書き方」でググって、それらの情報をもとに日本語レジュメを作成。

箇条書きでよかったり制限が単語数な英語に比べて、文章で書いてなおかつ制限が字数な日本語では書ける内容も若干劣ってくるとゆうか。

ぜい肉一切なしでコンパクトにまとまった英語レジュメよりも日本語レジュメが若干見劣りします。


日本語レジュメを作ったのは日本語レジュメしか受け付けてない企業に応募するからだったんですけど。

それが国際開発銀行(Japan Bank for International Cooperation: JBIC)。

財務省所管の株式会社日本政策金融公庫の中の国際金融部門で、日本政策金融公庫が法律に基づく特殊法人なので民間企業っては言わないのかなこれは。

とにかくこの国際開発銀行は三つのミッションを掲げておりまして、だいたいが下のような感じ。

-日本に取って大事な資源の開発、取得の促進
-日本企業を支援し競争力を高める
-国際金融の秩序維持

そうゆうわけでやっぱり政治色の強いとこなんすかね。


んで今まで申し込んだブルームバーグとUBS証券はレジュメを送ればそれで事足りたんですが、国際開発銀行は応募する際にすでになかなかタフな質問をされるとゆう。下がそれなんですけど。

Q1. 高校入学以降の履歴について、年月及び学校名を記入してください。
Q2. 【課題1】政策金融機関としての役割を踏まえ、あなたが国際協力銀行で取り組みたいと考えている課題をあげ、なぜ取り組みたいと思うか、あなたの強みをどのように活かせると思うかについて述べてください。(全角800字以内、日本語)
Q3. 学生時代にやり遂げた重要な実績を2つあげ、各実績について、あなたが重要だと考えている理由を含めて述べてください。(全角400字以内×2、日本語)
Q4. あなたがこれまでの人生で最も大きな影響を受けた出来事1つについて述べてください。(全角400字以内、日本語)

まぁ全部日本語でいいのでそこまで時間は食いませんでした。

英語だったらネイティブに添削してもらわにゃならないんですけど。

ゴールドマンサックスその他はやっぱ英語で上のような質問に答えなきゃならないくさいので手間がかかりそう。

とにかく今日の作業を通して自己分析もできたし、企業分析もできたし、就活を通して社会勉強ってゆう当初の目的に沿ってちゃんと前進してる気分です。

多分キャリアフォーラムに向けて準備してるときが今一番楽しいかも笑


ちなみに今日国際開発銀行の採用ページに飛んだら今までなかった「2011年新卒採用は終了した」って表示があったんですけど。

枠ちゃんと残ってるんだべかな笑

アンサー

2010-06-29 16:07:20 | メモ
バーバルに公開討論を申し込んだSEEDAみたいな勘違いに近いものかも知れませんが、ある人の文章で「おれ宛てかな?」と思われることがあったので、これを機会に自分の考えを整理して、それでもってアンサーを返しとこうって感じの日記です。

のであんまりおもしろくないかも知れません。

ちなみにおれはその人自身は尊敬してますし好きです。


さて、まず今の日本の財政状況についての自分の考えは日本が破綻しない話として、「これについては次回に譲る」とかいって放っぽっておいてる点も多々ありますけど、一通りまとめておきました。

究極には財政破綻しないと主張する人々に「今のデフレがお金を刷ってもインフレにならない理由にはならないんじゃないの?」とゆう指摘でした。

今日これに付け加えたいのは「国債の利回りが低いことがさらなる国債発行に問題がない理由にはならないんじゃないの?」とゆうことです。

今邦銀が日本国債を買ってるんで利回りが低いと。そこには需要があると。

しかしそれはリスクを恐れて他所に投資してないだけで、これから先に保有してる国債を減らして海外への投資を増やすことはあり得ないんでしょうか?

どんどん伸びてる他所の国はあります、そこに投資機会がないとは言えないんじゃないのかな。

国債バブルが起きてるとでもゆうか、もし上に書いたように邦銀が一斉に資本を海外へ動かし出したら行き着くところは国債の売り逃げだろうし、したら国債は暴落です。

国債が暴落するきっかけはバブルの崩壊なんで何になるかはわからないですけど。

「そんなん妄想に過ぎないんじゃないのか」って言われても上に示した可能性が起きないことを論理的に説明してもらえないとやはり心配です。

また「国債の利回りが低いのは需要があるから、要するに借金をしてでも政府支出が必要だと市場が判断したから」として国債をさらに発行しようとゆう主張を「これこそ市場原理主義じゃないのか?」との見解も伺いまして。

おれは市場原理主義者ではありませんが、この指摘は新鮮でおもしろいと思います。もうちょっと考えたいです。


次にマルクスやフリードマンの思想を理解することと、歴史から学ぶことについて。

経済思想や政治思想を学ぶことと歴史を学ぶことにぶっちゃけ実利的な意味はないかも知れません。

ですがそういった思想と呼ばれるモノに免疫のない人がある思想を丸呑みしちゃったり、過去の他人の失敗例も意に介さず「おれは愚者でありたい」と開き直って生きてる社会って危なくないですかってことです。

別にみんなマルクス読みなさいとか言ってるわけじゃないんです。

おれの父親も弟も中卒です。彼らはそういった思想を知らないです。本も読まないかも知れない。でも彼らが何かを主張するときには真摯さがあります。「愚者でありたい」なんておごりはありません。


そして国が大事とかじゃなく「家族や友達が幸せならオッケー」とゆう意見についてですが。

政府が増税もせず財政破綻する先に何があるんだろう、数パーセントの消費税増税と日本の財政破綻とどっちのほうが家族や友達が幸せだろうか。

現況ではいまだに国家ってゆうものが人々の生活に大きな役割を果たしているわけです。

おれも家族、友人、恋人が大事ですが、その大事なものを大事にするには日本国にしっかりしてもらわなきゃ困ります。

おれはその上で財政に規律を取り戻すこと、それと財政出動とゆうドーピングで20年日本経済をまわしてどうしようもなかったんだから、根本にある病原を先に治療しようよと主張しています。


最後に、今の日本の政治家について。

これは学生ならではの青臭い主張かも知れませんが、民主主義の国では政治家は国民の反映です。

今の日本の政治家、日本人の民度をずばり映し出してるような気がするのはおれだけでないと思うんですが。

ボストンキャリアフォーラム1

2010-06-26 12:23:31 | 進路&就活の話
身近にTOEICで満点をたたき出した人間がおりまして、もう一問ミスじゃ自慢できなくなったたけ坊です。

さて、社会勉強ってのと今の自分の持ち物がどれだけ労働市場で評価されるかってところで就活することにしました。

米国に留学する日本人学生が就活するとき日本に帰ったりするみたいですが、10月にボストンで開かれるキャリアフォーラムにも結構行くみたいですね。
http://www.careerforum.net/event/bos/?lang=J

おれもこのボストンキャリアフォーラムに参戦してこようって感じです。

三日間にわたって企業セミナーやら面接があったりして、フォーラム期間中に内定をもらうこともあったりなかったりとか。

ただグローバルな大きめの企業が多く来ているわけでなかなかハードルは高く、しかもアイビーなんかの有名大生とも競うわけですからここで仕事を見っけるのは容易でないそうです。

それに参加企業も不景気の影響でどんどん減っており、2007年には200社も来てたのに去年は100社しか来なかったらしいし。

今年は六月二十五日現在46社が参加を表明しておりまして、ゴールドマンサックスジャパン、J.P.モルガン、日本政策金融公庫国際協力銀行、ブルームバーグL.P.、UBS証券会社の五社が早くも募集を受け付けてます。


おれはこないだ友人のを参考に英語のレジュメを作ったので、英語レジュメだけ受け付けてしょっぱなから難しい質問をしてこないブルームバーグとUBS証券会社に応募しました。

まぁとりあえず金融系に一番興味あるので、こちらに重点置いてガシガシ応募していこうと思います。

なんとかインタビューまでこぎつけたらおもしろいんですけどね。

そんな感じで、米国に留学する日本人の就活実況とゆうことでたまに就活ネタ日記も書いていきますね。

固定相場制のメリット&デメリット

2010-06-24 08:53:33 | メモ
個人的に最近気になったニュースを二つ。

アフガンで指揮を執っていたマクリスタル大将が雑誌の取材で米政府高官を批判したことで辞任、後任は中央軍司令官で個人的に大好きなペトレイアス大将が兼務することに。

それからコロンビアでは絶大な人気を誇ったウリベ大統領の任期が終わるってことで大統領選、サントス前国防相が次期大統領に選ばれました。

サントスさんはウリベさんの意志、政策を引き継いでいくようですので、FARCとゆう武装組織と闘い治安の強化、経済は新自由主義的な運営を見せると思われます。


さて弾力性が高められたはずの人民元ですが。

一旦は上がったもののまたチャイナ中央銀行の介入で安く抑えられているそうです。

まぁ短期で急に上げれば酷い混乱が起きるでしょうから、上げるにしても徐々にだろうってのは予測されていたことでした。


んで前回のメモは固定相場制がどう維持されているかだったんですが、今日はそれにどんなメリット&デメリットがあるのか調べたいと思います。

まずメリットですが、固定相場なら為替リスクがなくなります。

為替の変動にとらわれずに貿易ができ、為替損もないのでそこら辺は民間にとってメリットです。

発展途上国など経済基盤が弱く政治的に安定していない国にとっては、その国の通貨を他の通貨にペッグし安定させることで海外からの投資を呼び込んだり経済運営を安定したものにする効果があるわけです。


ではデメリットは何でしょうか。

まず金融政策が制限されること。

ドルペッグを例にとるなら、その国の金利は米国の金利と等しくなければなりません。

とゆうのももしどちらかの金利が高く資本の移動が自由ならばみんな金利の高い通貨で預金しようとしますから一方の通貨が高くもう一方が安く振れることになります。

でも固定相場制なんだからそれを阻止するため介入し続けるわけで、それはありえないでしょうから。

それに加えたデメリットとしてアジア通貨危機のように、ヘッジファンドが経済の実態を離れ米ドルとともに高くなった通貨の空売りなんかを仕掛けて経済を混乱させることもあります。


そんな感じの固定相場制ですが、やっぱマクロ経済学の知識がないとしっかり把握できた気になりませんわ。

マクロ理論のクラスは秋学期に取る予定です。

またそのうちアジア通貨危機がなんだったのかってのもよっく調べてみたいです。

固定相場制の仕組み

2010-06-21 21:27:56 | メモ
本日から学校が始まりました。

単位フルで取ってるんでなかなかキツいですが、集中してちゃっちゃか大学の勉強終わらしてそれ以上のことができるように頑張りたいところ。


ところで今とても話題になってるチャイナの中央銀行である中国人民銀行の「人民元のドルベッグを終了する」とゆう主旨の発言。

おれが初めてこのニュースを目にしたときに思ったのは単純に「いよいよか!」ってだけだったんですけども。

いろんな報道(っても主にアングロサクソン系新聞)にさらっと目を通した感じだと以下のようなことが言われてるようです。

チャイナ国内のインフレ是正するために必要な方策だとか。

G20前のこのタイミングでファインプレー的な発言じゃんとか。

具体的な期限や価格の弾力の範囲を明言しておらずポーズだけだろうとか。

今まで過小評価されてた人民元が上がって輸出業者が困るだろうから徐々に上げていく『管理変動相場制』への移行だろうとか。

さらに今調べてみると米国の株価が一旦は上がったものの反落したり、話題性はあるニュースだったけど実質的な変化はこれから徐々にって感じでしょうか。


ところで実は気になってたけど今更聞けない疑問があったんですよね。

それは「どうやってドルペッグを維持してるの?」。

調べてみるとこれを解説してる情報は少ないんですが、下のサイトを見つけました。WEB金融新聞ってゆうサイトより。
http://www.777money.com/yougo_kolumn/new_yougo/dol_peg.htm

凄いわかりやすくまとまってるんですが、さらに簡単に五行くらいにしてメモります。

ドルペッグ制の実現には二つの方法があるそうです。金利連動と為替介入。

『金利連動』は中東の産油国などが主に用いる方法だそうで、自国通貨とドルの金利差をなくすことで「利鞘を稼ごう」みたいのがなくなり為替レートにバランスが取れると。

そしてもう一つの『為替介入』。

これは中央銀行が為替市場で自国通貨を売り払いドルを購入することで為替レートを固定するわけです。

この過程で買い取られたドルは外貨準備金となって米国債を買う形で保有されるそうです。

とても勉強になりましたわ。そのうち固定相場制と変動相場制それぞれのメリットデメリットもまとめたいと思います。