ひとりごつ

ラヴ・ピース・フリーダム

逆カルチャーショック

2010-04-28 07:06:47 | 日常の話
お久しぶりです。

昨日から待ちに待った日本です。


今回の帰国では、「日本と日本人である自分自身の再発見」とゆうのをテーマとして勝手に掲げてます。

おれはどうゆうわけか前時代的なナショナルズムを抱いて育って、今のpost-nationalな大学の環境に触れる中で日本が相対化されてナショナリズムも解体されたところがあって。

そうゆう意味で今おれが日本人であるとゆう事実はただの記号に過ぎなくなってしまいました。

それは国民国家が意味を持たなくなっていくだろう未来を見据えるにはちょうどよいことだとも思いますが、それでもやはり日本を人一倍想い憂える気持ちがあることには変わらないんだなと、母国の土を踏んで気づきました。


また欧米メディアの情報だけでは日本のお先がいかに真っ暗かとゆうことしか伝わってこないところがあります。

自分の目で、今回は地方にもできるだけ足を伸ばして見てこようと思っています。

それから東京の、日本の中心となっているところも。

知識があるなしでは見えるものが違ってくるのは当然のことでして、例えば帰りは成田へ家族が迎えに来てくれたんですが、その道すがら見える日銀だとか皇居だとかにいちいち驚いていて、意識しなかったら何でもないものなんですけどね。


あとはできるだけ多くの友人に会いたいなと思うんですが、みんな社会人やら、院生だったら研究やらですかね、忙しいみたいなんで前ほどは遊べないんだろうなと残念です。


まぁそんな感じの二年ぶりの帰国ですが、味わった逆カルチャーショック見たいのをメモっておきます。

•ギャルきたねぇ
•空港にウォシュレットがある
•人もモノも小さい
•道路狭すぎ
•高速道路スピード出なすぎ
•東京は思っていたよりか活気があった
•湯船に水着なしでつかると一物が自由過ぎてしっくりしない

今のところこんな感じですかね。

イスラエルの単独攻撃があり得るか

2010-04-22 12:33:43 | メモ
おかげさまで無事ファイナルも終了いたしました。

これで今学期も終わり、そして日本への出立があと四日後となったわけです。

なぜか胸がドキドキしてるのは今学期の成績発表が待ち遠しいからなのか、帰国が近づいているからなのか…。


まぁ今日もいろいろなニュースがありまして、おもしろいところだとインドやカナダが金利を上げるのではないかとゆうニュース。

でももっと衝撃的なのがイスラエルによるイランへの単独攻撃の可能性を報ずるニュース。今日はこれをメモっておきます。
http://online.wsj.com/article/SB10001424052748703757504575194223689622084.html?KEYWORDS=israel+weighs

イランの核施設にイスラエルが攻撃をするかもとゆう話は数年前からネットでちらほら拝見したことがありまして。

そっから第三次世界大戦に至るのではなんて憶測も。

ただ今回はイスラエルの公人が、イランが核開発をすすめ米国の提唱するイランへの制裁も延び延びになっている中で、イスラエルの防衛省内に「イラン攻撃の際に米国の同意がいるかいらないか」で分裂があるとゆう発言をしたためにWSJでも取り上げられた次第。


上記の発言には単独攻撃実現の可能性はともかく、イランへ強硬な態度をとりきれない米国へ釘を刺す目的が大きいと思います。

実際に国防長官のゲイツさんが国家安全保障担当補佐官(パウエルさんやライスさんが努めていたことがある要職)のジョーンズさんに「核武装したイランをいかに抑えるかも含めた新しい戦略が必要だ」と話したことからも、米国が武力行使をしてまでイラン核武装を阻止しないのではと窺えるふしがあります。

イラン核武装が現実のものとなりつつあるなかでイスラエルがどう対応するかとなるわけですが。

問題になるのは核武装したイランのある国際環境と、イランの核武装を阻止するための攻撃のどちらがイスラエルを害するかとゆうことになってきます。


ではもしイランが核武装したなら?

はっきり言ってこれはどうなるか勉強不足でよくわかりません。

もしイスラエルも隠れて核兵器を所持しているなら、もし開戦となっても結局はお互い核抑止しあった通常戦力での戦闘となるんじゃないのか。

んで仮にイランが核武装する前にイスラエルとイランが戦争状態になったとしても、イスラエルが核戦力を使うかといったら国際社会の目を気にして使わないだろうと思うんですけど。

だったらあんまし変わらないんじゃないのかなぁ。

イランに核弾頭を作る技術があるのかとか、イスラエルのミサイル防衛システムとかいろいろ考えることはあるのでやっぱりはっきり言えないんですが。

ただ一つイランに外交カードが増えるわけで、脅威とか発言力とかいった面ではイランを利するんでしょうね。将来のことを考えても核兵器が何かの保険になりそうだし。

それにイスラエルの破壊を叫ぶような大統領がいる敵性国家が核武装するってなったらイスラエルにしたらやっぱり気味悪いですな。

次のイランの問題は核兵器の維持費用と核弾頭の開発か。


ではもしイスラエルが単独でイランへ武力行使をしたなら?

新聞に書かれてるのでは米国との関係がおかしくなること。

とゆうかすでに少しずつ気まずくなっていまして、例えば東エルサレムへの入植に関してとか。

んでイスラエルがイランと戦争状態に陥った際にイランが取りうる行動としては、イランと国境を接するアフガン、イラクで米軍などと闘っている集団への援助を増加すること。

これで米軍の損害が増え、イスラエルにキレるだろうと。

またはペルシャ湾を封鎖し原油市場を混乱することで米国が勝手な行動をしたイスラエルにキレる。

そうしてイスラエルは究極のサポーターを失ってしまうとゆうシナリオ。

ただどうなのかなと思いますけど。もし米国がキレるとしても、それは勝手に武力行使したイスラエルに対してなのか、そこまでイスラエルを追い込んだイランに対してなのか。

そういや米国って今までどんな建前と本音で対外戦争を戦ってきたんだっけかな。

spatial competitionモデルの政治への応用

2010-04-20 04:45:17 | メモ
自民、民主、みんなの党のマニフェストなんかを比べてみました。

そこで思ったのは、どれも大まかな方針では変わらんではないかとゆうこと。

どの党も地方主権をうたっていますし、官僚主導からの脱却もそうですし、日米同盟を大事にしながら独自な外交とか福祉の充実だとか。

もちろん細かいところを見れば差異がいくつもあるんでしょう。

だけどもおれみたいな庶民はそんな細かいところ気にしなんだでよ。

人生政治なんかよりも大事なこと楽しいことがいっぱいあるし。


とまぁどの党も似たようなもんじゃねぇかってところからある話を思い出しました。ミクロ経済学のクラスで出た話なんですけど。

それがホテリングさんが言い出したとゆうspatial competitionとゆうモデル。
http://www.sjsu.edu/faculty/watkins/downs.htm

東西にのびる直線状のビーチがあるとします。ビーチの上にはアイスクリームを絶対に食べたい人たちが均等に散らばっています

このビーチの上にAとBの二つのアイスクリーム屋台があるとします。

両屋台のアイスクリームは同じもので値段も変わらないので、人々は少しでも近い屋台に行くことになります。

両屋台はどのようにアイスクリームを売る場所を決めるか。

Aが真ん中より東側にあると仮定すると、BはAの真隣りの西側でアイスクリームを売ることになります。

なぜかとゆうと、上に書いた前提からAより西側全部の人々がBのお客さんになるからです。

それではとゆうことで今度はAがBの真隣りの西側へ移動、次はまたBが移動、Aが移動とこれを繰り返して結局行き着くところがビーチの真ん中になるわけです。

真ん中だと移動しても取り分は増えないわけですから。ナッシュ均衡ですね。


んでこのモデルが政治にも応用できるのではないかとゆう話ですが。もちろん前提の条件がシンプル過ぎるので現実をそこまではっきり描けているわけではないですけど。

選挙に立候補した連中が少しでも多い投票を得るために右とも左とも言えない位置に落ち着くのではないかとゆう。

今回マニフェストを比較して見て思ったのも、どの党もおおまかな方針で同じ様なのはやっぱり多く投票を得ようってとこなんでしょうね。そりゃそうしないと食っていけないわけだし。


今日はそんなメモだったんですが、もし選挙でどこに入れるかと問われればやっぱりみんなの党かななんて思います。

一つには利権と政局ではなく政策で動く政治をと言うのがおれの主張するところですが、その方針を公にしている党であるところ。

第三極として政策で勝負したいとゆう渡辺さんって人の心意気は買ってます。

あとはこの党が口だけでないかどうかってところですけどね、そんなのは政権運営する段になってみなければわからないやな。

記憶力が先か、ケアが先か

2010-04-17 14:42:47 | メモ
一般教養の政治学のファイナルに備えるためティーチングアシスタントに電話。

そしたら以前に一度軽く話したことがあるだけなのに「おぉ、タキーシ、元気?」と名前を普通に覚えていました。

クラスで唯一のモンゴロイドとはいってもこれだけ大人数のクラスで個人名を覚えてるのは凄い。

さらに「経済学メジャーの人にもわかりやすいようにx軸とy軸の図を使って説明しようか笑」と専攻まで覚えてるとゆう。

こうやって名前や個人的なことをさりげなく覚えてもらってるととても嬉しいものです。

逆にいつだか喋った以上に“語った”ことの内容を忘れられてるとなんだおいくらいにも思うものです。

おれが経済学部の教授で一番好きな人も個々の学生の名前や目標なんかをフラッシュカードにして覚えてしまう。

前セメだけで今セメの付き合いはないのに未だにすれ違えば「ヘイタキーシ」と声をかけてくれるこの教授を好きにならないわけがないでしょう。

これは心理学の用語で「好意の返報性」とでも言うんかな。

名前やその他の情報を覚えてもらってる→自分はこの人にとってある程度重要なんだ→好いてくれてるんだ→自分もその人を好きになるみたいな。


こんなことを考えてて、こないだワイオミングに行った時に聞いた話を思い出したんですが。

ワイオミングに連れて行ってくれた友人の父親もモルモンで、若いときに日本で伝道したとのこと。

その際に今モルモン教会のトップを務めるモンソンさんとゆう人が日本を訪れ、モルモン宣教師たちと一緒に食事をしました。

友人の父親もモンソンさんと軽く話したそうで。

そして二十年後。

友人の父親とモンソンさんがモルモン教会の本部か何かの建物でエレベーターに乗り合わせました。

モンソンさん、くるっと友人の父親を向いて「やぁ○○さん、前回お会いしたのは日本だから二十年前だったかな?」

職柄たくさんの人に会うのに、少し話をしただけの青年を二十年後も覚えていて声をかけれるモンソンさんの恐ろしい記憶力に友人の父親はびびったそうでして。

ちなみにモンソンさんはハトを育てるのが好きで、友人の父親もいろんな鳥を飼っていて、鳥を通じた交流が今もあるとか。


プーチンも恐ろしい記憶力を持つとか言いますし、トップに立つ人間にそういった種類の記憶力ってのは一つの武器になるんでしょう。

ただ記憶力が強くて記憶してたことが人脈を広げ強めるのに役立つってゆうよりかは、まず出会う個人個人を強くケアする、関心を持つから記憶できるんじゃないだろかと思う。

江戸時代の何とかって老中も旗本の一人一人を覚えていて、彼が同僚に「どうして名前を覚えられるのか?」と聞かれたところ彼はこう答えたそうです。

「どんな小身の人も大身と思ったら忘れないものだ」と。

だからもし啓発系の本とかで「人の名前を覚えましょう」とかって書いてあったらこう書き直したいかな。

「名前を覚えてしまうくらいその人をケアしましょう」

iPad

2010-04-16 13:15:57 | メモ
『信長の野望~天下創生~』を持ち主の彼女に返却。

なのに勉強するかと言ったらそうでもなく今日は州都ソルトレークシティまでお出かけ。ブログ更新頻度も増えてるし笑

今回わざわざ州都に上ってった理由は噂に聞いていたフィッシュマーケットを見てみようとゆうことだったんですが。

お店のホームページ→http://www.aquariusfish.com/

期待がでかすぎたぶんだけ期待はずれに終わってしまいました。

もちろん品揃えや鮮度は他のスーパーなんかよりいいとは思うんですけど、コスコも負けてないかなぁなんて。


それと日本への一時帰国も踏まえて荷を軽くしようといらない本を引き取ってもらいにセイジマーケットへ行ってきました。

引き取ってもらえるこっちがありがたいのに「寄付ですか?ありがとねー」といってお稲荷さんと巻寿司のセットをいただきました。

セイジマーケットの前の通りにあった桜ちゃん、一年くらい前の日記↓でも写真をあげたんですけど、今年もささやかに花見。
http://blog.goo.ne.jp/takechi-el-grande/e/17d6c504d983211fc09d711b102fbd3c



ケータイのカメラのレンズが汚すぎなんですけど、ちょっと大きくなったかな?


んで本題に入りますと、日本の友人より「iPad買って来てくれる?」との依頼。

おれは「iPadってパソコンとiPhoneのあいのこみたいなジョークだろ、誰が買うんかな」とか思ってたんですけど完全に勘違いでした。

なんと米国では最初の週に五十万台が売れ、需要に供給が追いつかないため海外での発売を五月終わり頃へと一ヶ月延期するとか。
http://online.wsj.com/article/SB10001424052702304798204575183723365675164.html?KEYWORDS=ipad+launch

そうゆうわけでの友人の依頼でしたが、「ローカルなお店で運がよければ残ってる程度だとかで、あんまり期待はしてないよ」とさすが情報に関わる仕事をしてるだけあって耳が聡い。

実際に本日州都へ上ったときに一応大きめのアップルストアをチェックしたんですが。

iPadは「どのGBも在庫切れ」。いつ入荷するかは「わかりません」。

んじゃローカルなとこといえばここだろと大学の本屋内のアップル扱ってる電子機器屋へ行くとなんと「64GBの物以外ならあるよ」。

32GB以上が条件だったんでまぁこれで一安心ですが、来週頭に64GBの物が入荷する可能性もあるそうでそれを待つべきか、32GBを確実に押さえておくべきか迷うな。

迷ってる間になくなっちゃったらイヤだな。


iPadの売れ行きが凄いのはわかったんだけどiPadの何が凄いかははっきりと理解してないんですよね。

たださらっとググってみると、無限の可能性を秘めているらしい。

おれにはそれ以上調べる気もないらしい。

ただ「ガラパゴス化」が言われる日本ではその無限の可能性も縛られるとの指摘もあるみたいです。

ITはわからんけど知っとかなきゃですわな。どう勉強しよう。