ひとりごつ

ラヴ・ピース・フリーダム

中国産タイヤ

2009-09-15 16:11:55 | メモ
またまたWSJの購読者限定記事なんですけど。
http://online.wsj.com/article/SB125288688245907401.html

先週の金曜日にオバマ大統領が金曜日にチャイナからのタイヤに関税を課すと発表したそうで。

チャイナ製タイヤってのが昨年米国で売れたタイヤの17%を占めるとかで、米国の新聞らしいのか当たり前なのかはわかりませんが、消費者がこうむるコストについても触れてます。

日本だったら消費者より生産者側にたった報道するんじゃないかっておれは勝手に思い込んでるので「米国らしいなぁ」と思いました。

まぁ基本的右寄りらしいWSJですからね。今回オバマがこのチャイナからのタイヤ規制に動いたのも、組合からヘルスケアへの支持を得るためと書いてますし。


さて、この保護関税政策に対してチャイナは米国からのチキンや自動車のパーツなんかの輸入を規制する動きがあるとか。

結局チャイナも米国もお互い様です。ただチャイナの二面性っぷり。

チャイナの通産相がウェブ上で「チャイナは保護主義に反対しており、金融危機以来のチャイナの動きはそれに則ってる」とかのたまってますが。

欧州その他の国際企業はチャイナ自体がかなりの保護主義的な政策を行っていると論じてます。


そんな感じで金融危機、そして保護主義だなんだって話を聞くと第二次大戦への道程を思い出してしまいます。

ただこの二国間の軋轢を結構楽観してる人も多いみたいですね。

定期的に米中首脳は会合しており、経済的な問題も外交で解決していけるだろうと。

ちょっと緊張した米中関係ですけども。今月にもピッツバーグでのサミットがあるみたいなんで注意しておこうと思います。