見島人(Mishiman)


山口県最北端・・萩市見島の住人~ふるさと日記。

見島発 椋鳩十の【地獄島とロシア兵】

2014年12月10日 | 日記

椋鳩十(むく はとじゅう)1905~1987 と言えば.....小学校の国語の教科書に一度は出てくる、児童文学の著名作家です。

 

                                

      椋鳩十全集(全26巻)   

                             椋鳩十全集(全26巻)    ( 資料映像 )

 

さらに高名な小川未明先生の文学奨励賞を受賞されています。

この方々の名前や作品から、小学校で「読書感想文」の宿題を思い出します。..優秀な人は、コンクールでいいとこまでいってました。

そんな椋先生が、離島、見島を訪れ執筆されていました。

本のタイトル「地獄島とロシア水兵」.....これだけだとどこの島の話しかと?......でもこれは、「見島」の物語。 

                           ( 資料映像 )

 

後にも先にも唯一の本を著した椋鳩十先生には、感謝の気持ちで一杯です。

中身は、全島民上げての「一大借財返還」の様子(後の協同一致の歌にその内容)が地獄のような苦しい生活だったこと。

さらには日露戦争時、日本海海戦で敗れた艦隊の「露兵」、50余名が島に漂着...それを島の人が手厚くもてなした話。

家の中に誰が買ったのか、一冊在りまして、ずいぶん前に読みました。

詳細を書くと......これから「読みたい。」と、図書館へ行く方に悪いので.....省略。

必見です。

 

                             砂見田海岸の後ろに位置する記念碑