「ぶらり車イス紀行」 その758
☆ なぜ急ぐ!IR法案
2016年12月6日夕刻、IR法案が自民党などの過半数で衆議院
を通過した。
IRとは、統合型リゾート(英称:Integrated Reso
rt)の略称で、国際会議場・展示施設などのMICE施設、ホテル、
商業施設(ショッピングモール)、レストラン、劇場・映画館、アミュ
ーズメントパーク、スポーツ施設、温浴施設などの一体型・複合観光集
客施設である。これなら、反対する理由などない。しかし、あえて意見
を言うなら、これだけ大きい規模の施設を作るのなら、あらかじめ防御
策が考えられているかどうかである。ところが、昔から、美味しい話に
は裏があると言われている通り、ここに、カジノが含まれていた。
カジノと言えば、マカオやシンガポールなどでは、近年、統合型リゾ
ート施設にカジノを併設して、多数の観光客を集めて成功している姿を
紹介している。これに目を付けた日本政府(自民党)は、訪日外国人観
光客を4000万人にするプロジェクトの一つとして、日本国内の統合
型リゾート施設にカジノを併設しようと動き出した。ところが、現行の
日本の法制度ではカジノが違法とされているため、統合型リゾート施設
にカジノを併設するには、カジノの法制度化が大前提になった。
そこで日本政府(自民党)は、カジノと言う言葉を隠して、IR法案
として国会に提出した。ところが、6時間しか審議をしないで、法案を
通過させた。この法案も12月14日には成立する運びである。
よく考えてみれば、カジノと言えば、耳障りが良いが、日本語で言え
ば、博打場(賭博場)である。すなわち、白い布の上で繰り広げられる
丁半博打そのものである。儲かっているのは胴元だけである。だから、
こんな法案が成立する。
日本政府(自民党)は、雇用の創出に繋がると言う。だけど、カジノ
を利用しなくても、成長戦略に好影響を与える政策を考えるのが本来で
なかろうか。
たかし でした。
☆ なぜ急ぐ!IR法案
2016年12月6日夕刻、IR法案が自民党などの過半数で衆議院
を通過した。
IRとは、統合型リゾート(英称:Integrated Reso
rt)の略称で、国際会議場・展示施設などのMICE施設、ホテル、
商業施設(ショッピングモール)、レストラン、劇場・映画館、アミュ
ーズメントパーク、スポーツ施設、温浴施設などの一体型・複合観光集
客施設である。これなら、反対する理由などない。しかし、あえて意見
を言うなら、これだけ大きい規模の施設を作るのなら、あらかじめ防御
策が考えられているかどうかである。ところが、昔から、美味しい話に
は裏があると言われている通り、ここに、カジノが含まれていた。
カジノと言えば、マカオやシンガポールなどでは、近年、統合型リゾ
ート施設にカジノを併設して、多数の観光客を集めて成功している姿を
紹介している。これに目を付けた日本政府(自民党)は、訪日外国人観
光客を4000万人にするプロジェクトの一つとして、日本国内の統合
型リゾート施設にカジノを併設しようと動き出した。ところが、現行の
日本の法制度ではカジノが違法とされているため、統合型リゾート施設
にカジノを併設するには、カジノの法制度化が大前提になった。
そこで日本政府(自民党)は、カジノと言う言葉を隠して、IR法案
として国会に提出した。ところが、6時間しか審議をしないで、法案を
通過させた。この法案も12月14日には成立する運びである。
よく考えてみれば、カジノと言えば、耳障りが良いが、日本語で言え
ば、博打場(賭博場)である。すなわち、白い布の上で繰り広げられる
丁半博打そのものである。儲かっているのは胴元だけである。だから、
こんな法案が成立する。
日本政府(自民党)は、雇用の創出に繋がると言う。だけど、カジノ
を利用しなくても、成長戦略に好影響を与える政策を考えるのが本来で
なかろうか。
たかし でした。