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☆ 福島第一原発の廃炉への道②

2013-11-16 09:07:08 | インポート

 

「ぶらり車イス紀行」   その405<o:p></o:p>

 

☆ 福島第一原発の廃炉への道②<o:p></o:p>

 

燃料プールの核燃料棒を鋼鉄製の水中キャスクへ、キャスク<o:p></o:p>

 

をそのままクレーンで水のないトラックの荷台へ、トラックで<o:p></o:p>

 

発電所内のキャスク仮保管場所へ運び、そこで、冷却保管する。<o:p></o:p>

 

その過程で、様々な問題がある。<o:p></o:p>

 

まず、燃料プールでは、大きいガレキは既に取り除いてある<o:p></o:p>

 

ものの、細かいガレキは、どこに、どれだけの量が残っている<o:p></o:p>

 

のか分からない。例え、分かったとして、プールに入って手で<o:p></o:p>

 

取り除く訳にいかない。だから、仕方なく燃料プールから核燃<o:p></o:p>

 

料棒をキャスクへ移す際は、目視で慎重にやるしかない。この<o:p></o:p>

 

姿は、ゲームセンターでクレーンゲームをやっているのと同じ<o:p></o:p>

 

である。でも、クレーンゲームなら失敗しても、もう一度やり<o:p></o:p>

 

直せばいい。だけど、プールからキャスクへ移す途中で落とす<o:p></o:p>

 

と、核燃料棒が壊れて放射能を放出する恐れがあるので、緊張<o:p></o:p>

 

しながら、しっかり見ながら移さないといけない。そんな中、<o:p></o:p>

 

作業するわけだから、並大抵の集中力ではできない。<o:p></o:p>

 

それに、1つのキャストに入る核燃料棒の量は、30~50<o:p></o:p>

 

体と言われている。ところが、4号機にある核燃料棒の量は、<o:p></o:p>

 

使用済み核燃料棒1331体と未使用核燃料棒202体の合計<o:p></o:p>

 

1533体もある。だから、この作業を最低でも27回、繰り<o:p></o:p>

 

返さなければならない。それに加えて、キャスクのキャスク仮<o:p></o:p>

 

保管場所への移行も、落とすことなく27回必要となり、これ<o:p></o:p>

 

また、緊張の伴う気の遠くなる話である。<o:p></o:p>

 

しかし、今回選ばれている4号機は、1~4号機の中でも、<o:p></o:p>

 

燃料プールの中が見え、最も難易度の低い所と言われている。<o:p></o:p>

 

だから、今回の作業の成否が、今後の廃炉作業のカギを握って<o:p></o:p>

 

いる。ところが、1~3号機は、圧力容器も格納容器も溶けて<o:p></o:p>

 

いると予想されているだけで、被害状況の全容は掴めておらず、<o:p></o:p>

 

作業難度も高い所と言われています。分かっているのは、1~<o:p></o:p>

 

3号機で、核燃料棒が合計約1500体残っていることです。<o:p></o:p>

 

そんな最中、11月13日、東京電力は、ロボットカメラで<o:p></o:p>

 

写した1号機の内部を公表した。続きは、次回のブログで……。<o:p></o:p>

 

                  たかし  でした。

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☆ 福島第一原発の廃炉への道①

2013-11-13 10:35:31 | インポート

 

「ぶらり車イス紀行」   その404<o:p></o:p>

 

☆ 福島第一原発の廃炉への道①<o:p></o:p>

 

福島第一原発の廃炉への作業を、2013年11月中旬から<o:p></o:p>

 

始めると、東京電力から発表があった。これだけを聞けば、今<o:p></o:p>

 

までほったらかしにしておいて、今更と思えるが、やっと動き<o:p></o:p>

 

出した待ちに待った話である。<o:p></o:p>

 

しかし、福島原発の廃炉が完了するのは、40年先と言われ<o:p></o:p>

 

ている。でも、核燃料の取り出し作業によって、廃炉への本格<o:p></o:p>

 

的なスタートである。<o:p></o:p>

 

 取り出し作業は、4号機から始め、14年度末までに4号機<o:p></o:p>

 

は終え、続いて、15年9月に3号機、17年度に1、2号機<o:p></o:p>

 

の取り出し作業を始める計画を立てている。<o:p></o:p>

 

その手始めとして、東日本大震災で事故を起こした1~4号<o:p></o:p>

 

機の中で、地震発生当時、定期検査中で炉心溶融(メルトダウ<o:p></o:p>

 

ン)を免れたが、その後の水素爆発で原子炉建屋が壊れ、その<o:p></o:p>

 

水素爆発で壊れたガレキが核燃料プールの中に沈み、そのガレ<o:p></o:p>

 

キの中で大きいものだけが取り除かれた4号機の核燃料プール<o:p></o:p>

 

から、核燃料棒を取り出し、その核燃料棒を別の場所に移し、<o:p></o:p>

 

それを冷やして、保管しようと言う計画である。<o:p></o:p>

 

しかし、この計画には、いくつかの問題があった。<o:p></o:p>

 

その一つは、白い防御服と防護マスク着用による作業効率の<o:p></o:p>

 

悪さである。これは、人命に影響を及ぼす毎時0.13ミリシ<o:p></o:p>

 

ーベルト(防御服なしで、長時間浴びれば死に至る量)の放射<o:p></o:p>

 

線量である。だから、効率が悪くなっても仕方がない。<o:p></o:p>

 

そして、放射線量のほかに、核燃料プールの核燃料棒を鋼鉄<o:p></o:p>

 

製のキャスクと呼ばれる容器への移動である。その作業は、壊<o:p></o:p>

 

れた4号機の原子炉建屋に、新たに組まれた鉄骨に吊り下げら<o:p></o:p>

 

れたリフトで、核燃燃料プールから1本ずつ核燃料棒をつり上<o:p></o:p>

 

げ、鋼鉄製のキャスクへ水中で移す。そのキャストが一杯にな<o:p></o:p>

 

ると密封して、また、リフトでトラックに移し、トラックで別<o:p></o:p>

 

の場所に運び、冷却して保管する。これの繰り返しである。気<o:p></o:p>

 

の遠くなる話である。この時にも、大きな問題がある。<o:p></o:p>

 

この続きは、次回ブログをお楽しみに……。<o:p></o:p>

 

                  たかし  でした。

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☆ 福島第一原発が廃炉へ向け動き出した

2013-11-10 09:05:49 | インポート

 

「ぶらり車イス紀行」   その403<o:p></o:p>

 

☆ 福島第一原発が廃炉へ向け動き出した<o:p></o:p>

 

2013年11月6日、東京電力は、福島第一原発4号機の<o:p></o:p>

 

使用済み核燃料プールから、核燃料棒の取り出し作業が、近く<o:p></o:p>

 

始めると発表した。それに伴い、4号機を報道陣に公開した。<o:p></o:p>

 

それは、原発事故後、久々に見る4号機とその周辺である。<o:p></o:p>

 

当時は、水素爆発した4号機の原子炉建屋のガレキが散乱し、<o:p></o:p>

 

使用済み核燃料プール内にも多くのガレキが落下していた。<o:p></o:p>

 

 ところが、現状を映し出すテレビ映像には、核燃料プールは<o:p></o:p>

 

青く澄み渡り、水底にあった大きなガレキは取り除かれ、あた<o:p></o:p>

 

かも何も無かったかのように、スッキリして静まり返っている。<o:p></o:p>

 

その水底と思っていたところは、核燃料棒の頭にあたるところ<o:p></o:p>

 

であり、そして、4号機の原子炉建屋の外枠には、今後、東日<o:p></o:p>

 

本大震災クラスの地震にも耐え得る頑丈な鉄骨が組まれ、その<o:p></o:p>

 

鉄骨にリフトが吊り下げられていた。<o:p></o:p>

 

 この映像を見ている限り、普通(何を基準にして普通と呼ぶ<o:p></o:p>

 

のか分からないが、例えば、自然な状態、または、何ものにも<o:p></o:p>

 

邪魔や影響をされない状態で、要するに、白い防御服も着けず、<o:p></o:p>

 

防護マスクも着けない)の状態で作り上げてきたものではなく、<o:p></o:p>

 

いろいろ制約された中での作業であったと想像できる。<o:p></o:p>

 

と言うことは、東日本大震災後の2年半の間、何もされてい<o:p></o:p>

 

ないと園遊会の場を利用して、手紙を書いて天皇陛下に直訴し<o:p></o:p>

 

た参議院議員の山本太郎氏は何を見てきたのか、現場に行って<o:p></o:p>

 

見ていないのか、疑ってみたい気持ちになる。逆に、国会議員<o:p></o:p>

 

という立場を利用して、情報を収集し、正確な情報を伝えるべ<o:p></o:p>

 

きだと考える。もう少し言うならば、山本議員より、天皇陛下<o:p></o:p>

 

の方が被災地を訪れ、被災者の痛みを感じられ、現状をご存じ<o:p></o:p>

 

になっておられると思う。<o:p></o:p>

 

 話は元に戻って、報道陣に公開された4号機の現状を見ても、<o:p></o:p>

 

これだけでも大変な作業だったのに、これから始まる廃炉への<o:p></o:p>

 

動きは、気の遠くなる話である。<o:p></o:p>

 

廃炉への作業手順は、次回ブログで……。<o:p></o:p>

                   たかし  でした。 

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☆ 利益の確保がメニュー偽装に繋がった

2013-11-07 08:09:08 | インポート

 

「ぶらり車イス紀行」   その402<o:p></o:p>

 

☆ 利益の確保がメニュー偽装に繋がった<o:p></o:p>

 

阪急阪神ホテルズの経営陣から出た課題は、新しく出来る<o:p></o:p>

 

百貨店・ホテル・商業施設に負けないメニューで、なおかつ、<o:p></o:p>

 

今までの利益を確保することであった。<o:p></o:p>

 

これに対し、レストラン現場では、どうしたら現実のもの<o:p></o:p>

 

に出来るか、葛藤の日が続いた。<o:p></o:p>

 

 そして、誰もが美味しく召し上がれることが出来ると決ま<o:p></o:p>

 

った。その為には、何時見ても、何時食べても、同じ内容で、<o:p></o:p>

 

同じ状態のものが、提供できることであった。これは、プロ<o:p></o:p>

 

として当然である。それに対し、レストラン現場のスタッフ<o:p></o:p>

 

も、誰もが美味しいと感じるものを提供しようと決意した。<o:p></o:p>

 

しかし、美味しいものを提供しようと思えば、最高の食材<o:p></o:p>

 

を使用することになる。そして、最高の食材を使用するので<o:p></o:p>

 

あれば、これをメニューにも載せない手はない。これは、他<o:p></o:p>

 

の施設との差別化にもなると、レストラン現場では思った。<o:p></o:p>

 

ところが、これには問題があった。<o:p></o:p>

 

それは、最高の食材を使えば、仕入コストが上がり、利益<o:p></o:p>

 

の確保が難しくなる。そこで、試行錯誤の結果、見た目にも、<o:p></o:p>

 

舌触りにも、歯ごたえにも何ら遜色はなく、それも仕入コス<o:p></o:p>

 

トの安いもので代用できることが分かった。でも、これは、<o:p></o:p>

 

素人では見分けがつかないし、それに、黙っていれば分から<o:p></o:p>

 

ないなど、これで課題のすべてはクリア出来たと判断した。<o:p></o:p>

 

しかし、この時に、メニュー食材の記載も変更すべきであ<o:p></o:p>

 

ったのに、そのままにして7年間も続けられてきた。でも、<o:p></o:p>

 

悪いことは何時までも続かない。ついに、発覚した。<o:p></o:p>

 

しかし、発覚した時、阪急阪神ホテルズの社長は『偽装で<o:p></o:p>

 

はなく、誤表示です』と答え、現場に責任を被せ、その場を<o:p></o:p>

 

すり抜けようとした対応が、あまりにも消費者を馬鹿にした<o:p></o:p>

 

会見に終始したので、辞任に追い込まれた。<o:p></o:p>

 

それ以来、連日、全国各地で偽装が発覚し、今やホテルや<o:p></o:p>

 

レストランだけでなく、百貨店にも波及し、何を信用すれば<o:p></o:p>

 

よいのか、分からなくなってきた。<o:p></o:p>

 

                たかし  でした。

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☆ なぜメニュー偽装が起こったのか

2013-11-04 10:32:08 | インポート

 

「ぶらり車イス紀行」   その401<o:p></o:p>

 

☆ なぜメニュー偽装が起こったのか<o:p></o:p>

 

阪急阪神ホテルズと言うブランドを、一瞬にして台無しに<o:p></o:p>

 

してしまった経営陣は、何をしてきたのか?<o:p></o:p>

 

それは知るために、7年前の2006年に遡ってみると、<o:p></o:p>

 

台無しにした全容が見えてきた。7年前と言えば、メニュー<o:p></o:p>

 

偽装が始まった年と符合する。<o:p></o:p>

 

それは、2006年に、JR大阪駅周辺(大阪・梅田地区)<o:p></o:p>

 

に再開発計画が持ち上がった。その再開発計画の概要を見た<o:p></o:p>

 

阪急電鉄と阪神電鉄の経営陣は、唖然として、暫らく、その<o:p></o:p>

 

場を動けなかった。なぜなら、周囲の環境が大幅に変化して、<o:p></o:p>

 

自らも変化が求められる内容であった。それほど、凄い計画<o:p></o:p>

 

であった。それは、いままで大阪・梅田地区を牙城にしてき<o:p></o:p>

 

た両社の経営を左右するものであった。<o:p></o:p>

 

その計画は、JR大阪駅のリニューアルに止まらず、東京<o:p></o:p>

 

から『三越伊勢丹百貨店』が進出し、最高級ブランドホテル<o:p></o:p>

 

『インターコンチネンタルホテル大阪』が開業し、なおかつ、<o:p></o:p>

 

巨大商業施設『グランフロント大阪』が誕生する。<o:p></o:p>

 

そこで、阪急電鉄と阪神電鉄の経営陣は、その時になって<o:p></o:p>

 

バタつかないように、様々な対応策を考えていく。そんな中、<o:p></o:p>

 

合併という苦渋の選択をして、世間をアッと驚かしてしまう。<o:p></o:p>

 

それに伴い、ホテルを合併の渦中に巻きこんで、阪急阪神ホ<o:p></o:p>

 

テルズと言う新しい組織を生み出した。問題は、上記のいず<o:p></o:p>

 

れにもレストランが存在することであった。<o:p></o:p>

 

 新しく生まれた阪急阪神ホテルズの経営陣は、上記のよう<o:p></o:p>

 

な大幅な環境変化の中でも、今までのような利益を確保し、<o:p></o:p>

 

効率を考えた対応策を親会社から求められた。しかも、利益<o:p></o:p>

 

の確保は、組織存続の絶対使命であった。<o:p></o:p>

 

その後、阪急阪神ホテルズの経営陣は、それを各現場にも<o:p></o:p>

 

求めて、当然、レストランの現場にも求めた。レストラン現<o:p></o:p>

 

場では、どうしたら現実のものになるか、メニューの再構築<o:p></o:p>

 

を始めた。しかし、それには、いくつかの課題があった。<o:p></o:p>

 

そして、葛藤した結果、考え出されたのは、……。<o:p></o:p>

 

                 たかし  でした。

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