「ぶらり車イス紀行」 その660
☆ 金曜の夜は『ワカコ酒』で乾杯
今夜のワカコは、広島料理のようである。広島は、あちこちに酒蔵が
沢山あるから、どんな銘酒が出てくるか楽しみである。なおかつ、瀬戸
内の海の幸も豊富なので、なお楽しみである。
でも、ここは広島ではなく、東京・銀座である。ワカコは、いつもの
ように一人で銀座を歩き、東京にある広島のアンテナショップを見つけ、
有料で試飲できる広島の銘酒を口に含んだのである。その時のワカコの
表情と言ったら満足感に溢れているとしか、表現出来ない。
昔、大阪・阿波座にあるお酒屋さんの地下蔵で、日本中の銘酒を試飲
できるお店がある。多くの日本各地の銘柄を飲んだので、お酒の味は覚
えていないが、雰囲気だけは覚えているので、気持ちは分かる。
ワカコは、その帰り道、広島料理店を見つけ、始めから決めていたよ
うに、何の迷いもなく中に入っていく。
まず、注文したのは、広島へ行ったら必ず食べたくなる『焼きガキ』
である。そして、カキの殻に乗って、焼き立てほやほやの『焼きガキ』
が出てくる。熱い『焼きガキ』には、冷えたビ-ルが合うらしく、ワカ
コは、上手そうに飲む。そして、カキの殻に残ったカキの出汁を、殻を
手に持って口にする。このしぐさが自然である。前にも『マグロの山掛
け』を注文して、マグロを食べた後に、小鉢に残ったトロロを飲んだ時
と同じである。酒飲みでも、ここまで自然にする人は少ない。それは、
どうしても周囲を気にして、格好を構ってしまうからである。
また、こんなしぐさを見せたことがある。それは、お酒を飲む枡に、
グラスが入っていて、そこへ、注文した銘酒を注いでもらう。当然、冷
や(常温)である。グラスに、お酒をこぼれるくらい注いでもらうと、
表面張力でふっくら盛り上がる。これを見て、満足そうな表情を見せる。
そこへ、口を持っていく。これは正に、酒飲みそのものである。
これを見ていて、羨ましいと言うか、アッパレと言うか、気持ちは分
かると言うか、こんなところが、ワカコを好きになったところかも知れ
ない。今宵も、おいしいお酒に乾杯!
たかし でした。
☆ 金曜の夜は『ワカコ酒』で乾杯
今夜のワカコは、広島料理のようである。広島は、あちこちに酒蔵が
沢山あるから、どんな銘酒が出てくるか楽しみである。なおかつ、瀬戸
内の海の幸も豊富なので、なお楽しみである。
でも、ここは広島ではなく、東京・銀座である。ワカコは、いつもの
ように一人で銀座を歩き、東京にある広島のアンテナショップを見つけ、
有料で試飲できる広島の銘酒を口に含んだのである。その時のワカコの
表情と言ったら満足感に溢れているとしか、表現出来ない。
昔、大阪・阿波座にあるお酒屋さんの地下蔵で、日本中の銘酒を試飲
できるお店がある。多くの日本各地の銘柄を飲んだので、お酒の味は覚
えていないが、雰囲気だけは覚えているので、気持ちは分かる。
ワカコは、その帰り道、広島料理店を見つけ、始めから決めていたよ
うに、何の迷いもなく中に入っていく。
まず、注文したのは、広島へ行ったら必ず食べたくなる『焼きガキ』
である。そして、カキの殻に乗って、焼き立てほやほやの『焼きガキ』
が出てくる。熱い『焼きガキ』には、冷えたビ-ルが合うらしく、ワカ
コは、上手そうに飲む。そして、カキの殻に残ったカキの出汁を、殻を
手に持って口にする。このしぐさが自然である。前にも『マグロの山掛
け』を注文して、マグロを食べた後に、小鉢に残ったトロロを飲んだ時
と同じである。酒飲みでも、ここまで自然にする人は少ない。それは、
どうしても周囲を気にして、格好を構ってしまうからである。
また、こんなしぐさを見せたことがある。それは、お酒を飲む枡に、
グラスが入っていて、そこへ、注文した銘酒を注いでもらう。当然、冷
や(常温)である。グラスに、お酒をこぼれるくらい注いでもらうと、
表面張力でふっくら盛り上がる。これを見て、満足そうな表情を見せる。
そこへ、口を持っていく。これは正に、酒飲みそのものである。
これを見ていて、羨ましいと言うか、アッパレと言うか、気持ちは分
かると言うか、こんなところが、ワカコを好きになったところかも知れ
ない。今宵も、おいしいお酒に乾杯!
たかし でした。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます