2014年4月5日 (土)
フィリピンで加入していた民間の健康保険が満期を向かえたのでそれを解約する…それがバコロドにきた唯一の理由だった。
しかし保険会社の人にメンバーシップカードを見せると今年の九月まで有効だと言われた。カードを見るとたしかにそう記されていた。これで解約金によりある程度まとまったお金が手に入るという想定ははかなく崩壊してしまった。
今日はミンダナオに向かう。もうBacolodに滞在する理由はないからだ。暇なので陸路を選択した。といっても日本以上に島国なフィリピン当然船にも乗らなければならない。ミンダナオに行くにはまずセブに行かなくてはならない。
Pension Bacolod から歩いて行けた長距離のセレスバス南ターミナルが廃止されていたことを知ったのは昨日の事だ。そこにたまたまいた初老に男性に移転先を尋ねるとロビンソンのさらに先だという感じだった。しかし、ここでしっかり情報収集しなかったことが後でとんでもない遠回りをすることになることをこの時は知るよしもなかった。
今朝Pension Bacolodから大通りまで歩いてJeepに乗ってターミナルまで移動した。
ターミナル到着後辺りを見渡してもセブ行きのバスが見当たらない。
そこら辺にたむろしている人にセブ行きは?と聞くとエスカランテから船があるというのでその言葉を信じてバスに乗車した。バスの出発時間は五時半と言うことだったので売店でちょっとお腹にたまりそうな甘くなそうなパンと飲料水を買って朝飯とした。ただパンを買うだけでも変な外国人に話し慣れていない英語で対応する男性店員を女子店員がからかっていた。こういう体験は日本では味わえないことは事実。こんな些細な出来事も普通に旅をしているだけなら旅先の思い出になるのかもしれない。エスカランテまでの運賃はP145だった。車窓からの風景はやはりネグロス、サトウキビ畑が多かった。
エスカランテに近づくとバスのコンダクターがセブ行きならここで降りてトライシカッドに乗れと教えてくれたので素直にそれに従った。三分もかからずにトライシクルのターミナルに着いた。どうやらここから港まではちょっと距離があるようだった。一人だったら特別にP100で行くよと言われたが他の乗客を待つことにした。
乗り合いなので途中何度か停車し遠回りをしていたのでエスカランテからPierのあるDanao Portまで15分位かかったと思う。
トライシクルの運賃はP30だった。
ピアにある小さな事務所では乗船名簿に記入はするが支払いは船内で行うらしい。船は9:30AM出発予定だ。
この画像はネット検索で見つけたものでこれがその場所である確信はない。
でも船はこの会社のものでほぼ間違いない。
10:10
やはりという感じだが船はまだ出ていない。ほぼ時間通りに乗船したのだが後から入港した船に乗り換えることになった。まあ気長に待つしかない、ここは全てがそういう所。
11:30
結局船は10:50出港した。到着時間は聞いてないのでわからない。多分対岸との距離から憶測すると後一時間半位かかりそうだ。船賃はP130だった
13:10
到着したのはTabuelan
P15を支払い埠頭からバスターミナルまでバイクの後部座席に乗って移動。
船内で英語が上手く話せないおばさんが身振りを交えてシングルと言っていた意味がようやくわかった。おそらく側車付きのトラシクルではないと言いたかったのだ。バイクの運転手がこのまま街中までいくならプラスP100でいいよと言われたがバイクの後部座席での長距離移動はリスクが大き過ぎると思ったでお断りした。
ターミナルからCebu市内まではBusではなく乗り合いVANで移動。日本のハイエースのような車だった。
この時はまだ、この場所からCebuへの道のりがかなりの遠距離であることに気づいていなかった。